トップページ政治ニュース一覧自民 ASEANでTPP参加表明反対
ニュース詳細

自民 ASEANでTPP参加表明反対
11月15日 11時31分

自民党はTPP=環太平洋パートナーシップ協定に関する合同会議を開き、政府の情報開示は極めて不十分だなどとして、野田総理大臣に対し、来週開かれるASEAN=東南アジア諸国連合の首脳会議でTPPの交渉参加を表明しないよう求める決議をまとめました。

自民党は、TPPについて、「聖域なき関税撤廃」を前提にするかぎり交渉参加に反対する方針を決めており、15日朝開かれた合同会議には、30人余りの国会議員のほか農業関係者らも出席しました。
この中では、出席者から「野田総理大臣は『守るべきものは守る』と言いながら、農業などをどう守るのか示していない」とか、「交渉に参加するメリットやデメリットが示されておらず、国民的議論が不十分だ」といった意見が相次ぎました。
そして、会合では、「政府の情報開示が極めて不十分で、議論が生煮えのまま、見切り発車するようなことは断じて容認できない。総理大臣が衆議院の解散を約束したあとに、拙速に重要な外交上の意思表明を行うことはあってはならない」として、野田総理大臣に対し、来週開かれるASEANの首脳会議でTPPの交渉参加を表明しないよう求める決議をまとめました。

[関連ニュース]
このページの先頭へ