エンタメライブをスマホで“お持ち帰り” 音楽不況で「付加価値」に活路+(1/2ページ)(2012.11.3 21:15

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ライブをスマホで“お持ち帰り” 音楽不況で「付加価値」に活路

2012.11.3 21:15 (1/2ページ)スマートフォンアプリ
野口五郎さんのコンサートで初めて導入された「テイクアウトライブ」。スマートフォンアプリを使ってQRコードを読み込むと、ライブ映像がダウンロードできる

野口五郎さんのコンサートで初めて導入された「テイクアウトライブ」。スマートフォンアプリを使ってQRコードを読み込むと、ライブ映像がダウンロードできる

 いま体験したライブを“お持ち帰り”できます-。ライブ終了後、来場者だけにその日の音源や映像をスマートフォン(高機能携帯電話)やパソコンで追体験できるようにするサービスが相次いで誕生している。アイドル以外の音楽CD販売が落ち込む中、ライブ人気は高まっており、音楽関係者はライブの「付加価値」を高めることで、動員増と新たなビジネスチャンスを作ろうとしている。

 東京・渋谷のオーチャードホールで10月中旬に開かれた野口五郎さん(56)のコンサート。終演後に配られたQRコードをスマートフォンで読み込むと、ついさっき目にした2曲の映像がダウンロードされた。「テイクアウトライブ」というこのサービスは野口さん自身が考案。開発したフォネックス・コミュニケーションズは「QRコード入りのグッズを販売することで、新たなライブの付加価値や収益になる」と話し、ほかのアーティストにもサービス活用を呼びかける方針だ。

 ライブ音源を当日のうちに録音・配信する「LIVE to GO」サービスを11月下旬に始めるのが、TBSラジオ&コミュニケーションズ。同社などは6月から赤坂BLITZ(東京・赤坂)で同様のサービスを導入しており、その出張版となる。

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