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オスプレイの運用ルール順守か検証
11月1日 5時11分

オスプレイの運用ルール順守か検証
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アメリカ軍の新型輸送機、オスプレイが沖縄の普天間基地に配備されてから1か月になりますが、沖縄県は、市町村から寄せられたオスプレイの目撃情報を分析したうえで、運用ルールが守られているかどうか政府にただすことにしています。

オスプレイは、10月、沖縄の普天間基地に12機が配備され、夜間の飛行など本格的な運用に向けて訓練が続いています。
沖縄県は、オスプレイの飛行実態を監視するため、県内の市町村から目撃情報の収集を進めていて、30日までに161件の情報が寄せられ、県のホームページで公開を始めました。
沖縄県によりますと、目撃情報から、オスプレイの飛行は配備先の普天間基地周辺だけでなく、沖縄本島全域に及んでいることが確認されたということです。
中には、プロペラを上に向けた状態で市街地上空を飛行していたとする情報も寄せられ、日米間で合意した運用ルールが守られていないという指摘も出ています。
沖縄県は、情報の詳しい分析を進めたうえで、運用ルールが守られているかどうか、今後、政府にただすことにしています。
ただ、オスプレイの飛行実態の把握は、自治体職員の目視に頼らざるをえないのが現状で、限られた態勢でいかに監視を続けていくかが課題となっています。

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