ここから本文です
最終更新:2012年10月26日(金) 1時18分

駐日韓国大使「日本が正しい歴史認識を」

 韓国のシン・ガクス駐日韓国大使は、25日、都内で講演し、日本と韓国が将来、前向きな関係を築いていくには、従軍慰安婦問題など日本が正しい歴史認識をする必要があると述べました。

 韓国のシン・ガクス駐日韓国大使は、日本と韓国は経済、文化交流においてこれまでに重要なプロセスを踏んできたと述べ、今後のさらなる発展には、日本側の正しい歴史認識が必要と訴えました。

 慰安婦をめぐる歴史問題が残っているのは明らかです」(シン・ガクス駐日韓国大使)

 またシン大使は「過去に日本がしてきたことを日本の若い世代に説明することが必要だ」と強調しました。

 一方、講演のなかで竹島問題については自らは触れず、記者からの質問には、「日本との間には領土紛争自体が存在しない」とする従来の主張が繰り返されました。(25日23:46)

2012年10月26日(金)のニュース一覧