日本の衆議院議員が元慰安婦と面会「謝罪と賠償を努力する」=韓国

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  日本共産党に所属する笠井亮衆議院議員が18日、京畿道広州にある元慰安婦らが共同生活する施設である「ナヌムの家」を訪れ、元従軍慰安婦らと面会し「(元従軍慰安婦の女性たちが)生きている間に、日本政府が謝罪して賠償するように努力する」と述べた。複数の韓国メディアが報じた。

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  韓国メディアは、「日本の議員“慰安婦犯罪、謝罪し努力する”」「日本の次期首相候補は靖国参拝、共産党議員は慰安婦のおばあさんを見つけ謝罪」などと題し、日本の衆議院議員が訪韓して元慰安婦に会ったと伝えた。

  笠井議員は、亡くなった元慰安婦の遺影の前で、まず黙とうした。続いて元慰安婦の女性たちに会い「植民地支配と戦争犯罪について、日本政府が反省して清算しなければならないということを今日強く感じた。日本政府が1日も早く決断を下さなければならない」と強調した。

  また「日本政府の謝罪と反省は、被害者の傷の治療と同時に、両国の懸案解決にも役立つだろう」と述べ「日本の閣僚と議員の靖国神社参拝は、歴史に逆行して侵略戦争を正当化すること」と批判したという。

  個人レベルではなく、日本共産党の衆・参議院を代表した訪問だと明らかにした笠井議員は、ゲストブックに「生きている時に、賠償を受けなければならないという話を確かに受け入れる」と記入し、元慰安婦が生きている間に、問題解決のための努力をする意向を重ねて伝えた。

  今回の笠井議員の訪韓は、今年8月にナヌムの家が日本の政治家724人に招待状を発送したことによるもの。この席には、ナヌムの家の元従軍慰安婦6人が同席し、笠井議員の発言に対して感謝の気持ちを示した。

  笠井議員は朝鮮王室儀軌(ぎき)の返還活動をきっかけに、2007年以降、複数回にわたって韓国を訪れている。昨年8月に女性団体で活動している夫人が、ナヌムの家を訪れた事実もこの日公開して注目を集めた。(編集担当:李信恵・山口幸治)

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