震災がれき:北九州市長が受け入れ表明

毎日新聞 2012年06月20日 12時16分(最終更新 06月20日 14時10分)

震災がれきの受け入れを表明する北橋健治・北九州市長=北九州市小倉北区で2012年6月20日午前10時52分、加古信志撮影
震災がれきの受け入れを表明する北橋健治・北九州市長=北九州市小倉北区で2012年6月20日午前10時52分、加古信志撮影

 北九州市の北橋健治市長は20日、6月市議会の最終本会議で、宮城県石巻市から震災がれきを受け入れると表明した。木くずを中心とした可燃物を8月から14年3月までに約6万〜7万トン焼却し、埋め立て処分する方針。北九州市が西日本で初めての受け入れ自治体になる。本会議場で北橋市長は「被災地復興における必要性などを総合的かつ慎重に検討した結果、受け入れるという判断に至った」と市民に理解を求めた。【内田久光、宍戸護】

 環境省によると、震災がれきを処理している自治体は現在、静岡県島田市が最西端。石巻市には現在312万トンのがれきが残り、うち73万トン(可燃物は28万トン)の受け入れ先が決まっていない。北九州市は市内3焼却工場の余力に当たる年間3万9500トン分のがれきを受け入れ、一般ごみと混ぜて焼却。灰は最終処分場に埋め立てる計画だ。

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