【沖縄】「オスプレイ」普天間以外ヘリパッドも想定

06/13 18:38 更新

アメリカ海兵隊の新型機「オスプレイ」について、アメリカ軍は普天間基地だけでなく嘉手納や伊江島など普天間基地以外のヘリパッドも使用することを想定していることがわかりました。これは、アメリカ海兵隊が実施した環境審査の報告書で明らかになりました。報告書には、オスプレイの運用を想定している場所として普天間基地への配備のほか、嘉手納基地や伊江島補助飛行場、キャンプハンセンや牧港補給地区、ホワイトビーチ、さらに読谷村にあるトリイ基地などが記されています。そして、東村高江の集落の近くに建設が進められている6つのヘリパッドを使用する回数は、平均で年間420回とも明記しています。高江のヘリパッドは、これまで建設に反対する研究者が「これはオスプレイ用のヘリパッドだ」と指摘していましたが、「オスプレイ」が使用することについて、日米両政府ともに言及を避けていました。