ライブドア、韓国資本の親会社が吸収、ブランドは継続

ライブドア、韓国資本の親会社が吸収、ブランドは継続

韓国インターネットサービス大手の日本法人NHN Japanは、子会社のネイバージャパン、ライブドアと2012年1月1日に経営統合する。新生NHN Japanに各事業を集約し、オンラインゲーム、検索サービス、ポータル、ソーシャルメディアの開発、運営を一貫して手がける。従来の「Hangame(ハンゲーム)」「NAVER(ネイバー)」「livedoor(ライブドア)」といったブランドは統合後も引き続き利用する。

ネイバージャパンとライブドアのメディア事業を統合し、NHN Japan内に検索サービス、ポータル、ソーシャルメディアを手がける「ウェブサービス本部」を発足させ、スマートフォン向けを中心に新サービスを開発していく。また現NHN Japanが手がけるオンラインゲームの「ゲーム本部」と新設のウェブサービス本部とで連携を強化し、2部門体制で運営していく。

統合方法はまず2012年1月1日付でライブドアのメディア事業を吸収分割により新NHN Japanが引き継ぐ。ライブドアのインターネット広告子会社であるジェイ・リスティングもNHN Japanの傘下に移る。

ライブドアは社名を「データホテル」に変更し、以前から同ブランドで手がけてきたデータセンター事業に集中する。新データホテルの代表取締役社長には、現ライブドア執行役員ネットワーク事業部長の嶋田健作氏が就任する。

NHN Japanの代表取締役社長は引き続き森川亮氏が務め、ゲーム本部の代表も兼任する。一方でウェブサービス本部の代表には現ライブドア代表取締役社長の出澤剛氏が就任する。

(植木 皓= ニューズフロント

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