ミナミの街づくり「Zepp Namba」公開 キタに対抗

2012.4.20 06:20

27日に開業する「Zeppnamba」=19日、大阪市浪速区(彦野公太朗撮影)

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 南海難波駅南側の再開発用地で建設が進んでいたライブハウス「Zepp Namba(OSAKA)」(ゼップ難波)が完成し19日、報道陣に公開された。27日に開業する。大阪・ミナミでは昨年春に高島屋が増床。Zepp隣接地にはオフィスビルの建設も予定されるなど再開発計画が動き出しており、キタに対抗する街づくりが進む。

 延べ床面積は約3400平方メートルで、大阪・南港で8日に閉鎖したライブハウス「Zepp Osaka」よりも15%多い約2500人を収容でき、年間70万人以上の動員を目指す。

 車いす用の観覧スペースを設け、足腰が不自由な人にも気軽に音楽鑑賞が楽しめる。また、全国のZeppで初めて壁面緑化や建物周囲の緑地帯整備、雨水の再利用システム、LED(発光ダイオード)照明を導入するなど、環境にも配慮した。

 南海電気鉄道が、ソニー・ミュージックエンタテインメントのライブハウス運営子会社と20年間の定期借地契約を結んだ。

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