玄葉外相は、23日EUが正式決定したイラン産原油の禁輸について言及したものの、輸入削減量と削減導の開始時期については明らかにしなかった。玄葉外相は、輸入削減措置についての日米両政府の協議は進行中だと述べた。さらに、玄葉外相は、日本は、イランに対する「効果的な制裁」における正当性を認めると述べ、この制裁措置は平和的な原油市場の安定をもたらし、イランの核への野心の抑制に「良い影響」を与えると発言した。
24日、ガスプロムのアレクセイ・ミッレル会長は日本への天然ガス供給量を拡大する可能性があることを明らかにしているが、その発言内容が、日本側の今回の決定に影響を与えた可能性がある。
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