イラン原油対応 引き続き検討
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イラン原油対応 引き続き検討

1月12日 20時47分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

藤村官房長官は記者会見で、核開発を進めるイランに対し原油などの輸出入を事実上できなくするアメリカの制裁措置に関連して、安住財務大臣が表明した日本への原油輸入量を段階的に減らしていく方針は意見の1つであり、引き続き政府内で対応を検討していく考えを示しました。

核開発を進めるイランに対し原油などの輸出入を事実上できなくするアメリカの制裁措置に関連して、安住財務大臣は、12日午前、アメリカのガイトナー財務長官との会談後の記者会見で、日本への原油輸入量を今後、段階的に減らしていく方針を表明しました。これについて、藤村官房長官は「さまざまな対処の方法があり、1つだけではない。今、政府内で十分に検討しているところだ」と述べました。そのうえで藤村官房長官は、記者団が「安住大臣が表明した方針は、政府として固まったものではないのか」と質問したのに対し「さまざまな意見の1つということだと思う」と述べ、引き続き政府内で対応を検討していく考えを示しました。