現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 国際
  4. アジア
  5. 記事
2011年10月12日10時3分

印刷印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

韓国、国連委で慰安婦賠償に努力求める 日本は反論

 ニューヨークで開催中の国連総会の人権担当委員会で11日、韓国が旧日本軍慰安婦による日本政府への個人請求権問題について取り上げ、国連機関と加盟国に賠償金支払いや救済措置へ向けた努力を求めた。日本は「法的に解決済み」と反論した。

 韓国の辛東益(シン・ドンイク)国連次席大使は演説で、日本を名指ししなかったものの、「武力紛争での女性に対する性的暴力の増加を深く憂慮する」と述べ、被害者には「慰安婦を含む」と明言。「組織的なレイプや性的搾取は戦争犯罪であり、人道に対する罪」にあたると指摘し、国連機関と加盟国に(1)効果的な被害者救済措置(2)賠償金の支払い(3)加害者の処罰に向けて、最大限の努力をするよう求めた。

 児玉和夫・国連次席大使が抗弁を求め、慰安婦問題について「多くの女性の名誉と尊厳を傷つけた、ゆゆしき問題と日本政府は認識し、誠実に謝罪してきた」と説明し、賠償については「サンフランシスコ条約や2国間条約で法的に決着済み」と説いた。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

「総理のお墨付き」で一気に「国家プロジェクト」へ。SMAP公演に隠された中国の戦略。

韓国人の北朝鮮観は複雑?韓国・延世大学に赴任した武貞秀士教授が読み解く。

人民が何を考え、いかに生きているのか?言語学者である夫人による、新しい視点からの日中比較論。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介
  • 中国特集