裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

26日

水曜日

秋葉原抗うつ博物館

抗うつ剤の歴史と現在の展示・研究施設です。

※原稿執筆 アンケート返答 電話インタビュー

朝4時半ころ目が覚め、寝床読書。
それからまた寝て、8時半ころ起床。
最近このパターン。

9時、自室にて朝食。
オレンジジュース一杯、ハムとチキンのサンドイッチ、
ブラックコーヒー。

政治評論家・細川隆一郎氏死去、90歳。
伯父の細川隆元も94歳まで生きたし、先祖の細川忠興も
あの時代の人にしては珍しく80いくつまで生きている。
長命の家系なのだろうか。
政治評論自体としては典型的なええとこの坊っちゃん型の
保守思想の持ち主で、何冊か著書も読んだがあまり心に残るような
ことは言ってなかった。とはいえ、自分のキャラクターを
活かすことに関しては実にうまく、テレビ文化人としては
伯父さん以上に成功したのではないだろうか。
統一教会シンパだったことに関しては今後、批判も噴出して
くるのではないかと思われる。

今日は楽工社の書評原稿一本書いて、それから稽古、のつもりだったが
原稿がずいぶんと手間取る。
別に筆がすすまないわけではなく、多方面からの読解が出来る本
なので、まとめるのに手間がかかるのである。
昼はパスタを茹でてカニクリームソースで。

文藝春秋社のアンケート、何かやたら長文書いてしまう。
これは向うも困るかもしれないが、適当に抜粋してもらうことにしよう。

原稿書き、やはり稽古に行くと言った時間に終らず。
その間にも雑用多々。コンビニに行ってコピーを取らねばならず、
荷物を複数出さねばならず、また届く荷物を待たねばならず。
週刊新潮から電話インタビュー。
皇室について意見を求められる。
と、言っても眞子さま萌えってどういうものですか、ということ。
さて、どこまでさかのぼって説明しないといけないか。
ツンデレ、萌え系マゾヒズムなどを騎士道だの無法松の一生だの
を例に出しつつ。受話器の向うで編集部の人が目を点にして
いるのが見えるよう。

家のプリンターで地図をプリントアウトしようとしたら
全く印刷されず。ヘッドクリーニングしたのだがそれでもダメ。
マドにメールして教えてもらったQ&Aのページを見たら、
「何度もクリーニングしろ」
とあったので3回くらいやってみたら、出来るようになった!

まだ内緒の件でAさんと連絡取りあう。
動きはじめは来月になるようで楽しみ。

原稿、さらに書く。
立川談志関連の本(プロデュース)の企画を進めているのだが、
まさにその談志が年内休養というニュース。
かつえているファンにとり、時宜を得た本になればいいが、と
気を引き締める。

10時、やっと書き上がり(!)編集部Mくんにメール。
やれやれ、である。しかし、この原稿はそっくりそのまま、B社の
企画書に使えるな、というたぐいのもの。

エビとタコの切り身を買ってきて、サラダを作る。
これでマッコリサワー。
DVDで頭の疲れないバカ映像など見つつ。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa