最終更新: 2011/11/25 01:16

FNN各局フジテレビスーパーニュースニュースJAPANスピークスーパーニュース WEEKEND新報道2001

沖縄本島と宮古島の間を通過した中国海軍の艦艇に情報収集艦

沖縄本島と宮古島の間を通過した中国海軍の6隻の艦艇の中に、特殊な船がいたことがわかった。
海洋への膨張を続ける中国、その野望を検証した。
22日から23日にかけ、沖縄本島と宮古島の間を通過したという中国艦隊。
艦隊は6隻で、主な陣容は駆逐艦、フリゲートなど。
前回6月に見られた大型ミサイル艦の姿はなかったが、今回は特別な船があったという。
軍事評論家の岡部 いさく氏は、「こちらが情報収集艦なんですけれども、つまり電波を捉えて、それを分析する船です」と語った。
接近する日米の航空機や艦船から出される電波などを傍受し、偵察活動の内容を探る情報収集艦。
軍事評論家の岡部 いさく氏は、「単なる艦隊の外洋航路だけではなくて、それに対して日米がどう動くか、何を探ろうとしているのか、そこまで中国海軍は見極めようとして、この情報収集艦を連れてきているんじゃないでしょうか」と語った。
現在、完成しつつある空母を中心に、艦隊建設を急ピッチで進めているという中国。
その背景にあるのは、とどまるところを知らない領土拡張と、海洋進出への野望。
こうした中国海軍の前に、アメリカ側も新たな一手を繰り出した。
17日、アメリカのオバマ大統領は、「現在の戦争(イラク、アフガニスタン)が終わり次第、アジア太平洋地域での駐留と任務を最優先事項とするよう指示している」と述べた。
アメリカとオーストラリアは、先週、新たな軍事協力に合意した。
その大きな柱は、2012年、オーストラリア北部ダーウィンへのアメリカ海兵隊の駐留開始で、さらに空軍部隊の展開も計画され、その中には、長距離爆撃機「B-52H」が含まれているという。
B-52Hは、ミサイルによる対艦攻撃、さらに機雷の投下もでき、海上封鎖なども可能。
ダーウィンから飛び立てば、南シナ海、東シナ海、太平洋が作戦地域となる。
さらに日本でも、中国の動向をふまえた奄美大島での地対艦ミサイル訓練が行われ、アジア各国もアメリカと演習するなど連携、対中包囲網は広がりつつある。
これに対し、中国外務省の劉為民報道官は、「国家間の関係を発展させていく中で、他の国と地域の利益および地域の平和と安定を考慮しなければならない」と語った。
2つの大国が繰り広げるつばぜり合い。
今後、どういった展開が予想されるのか。
軍事評論家の岡部 いさく氏は、「今、アメリカは、インドとも急速に関係を強化している。これで、インドとの軍事的な関係が強まれば、インド洋もアメリカの軍事的な支配下に入って、つまり中国の中東、アフリカから本国に至るシーレーンを、すっぽりカバーすることができるようになるわけです」と語った。
2つの大洋にまたがり、中国封じ込めを意図するアメリカ。
今後、中国はどう出てくるのか。

(11/25 01:08)


[ high / low ]

「国際」の最新記事

最新記事

Today's Question

11月11日に野田首相が発表したTPP交渉への参加を支持しますか?

支持する
支持しない
どちらでもない

送信

結果をみる

投稿する

記事に対する意見・ご感想や情報提供はこちらから

映像の投稿はこちらから

Windows Media Player」または「Flash Player」をインストールして、動画をご覧ください。