【新刊情報】日垣隆さんの新著『デジタル総痴呆化社会の空気を読め!(仮)』が2月8日にワニブックスPLUS新書から発売されるそうです。(→Amazonで詳細を見る

内容紹介
ついに真打ち登場!
電子書籍売り上げ日本NO.1の著者がいよいよ「総デジタル化時代」で勝ち抜いてきたワザと知恵を公開。
電子書籍の<書き手><編み手><売り手>としての立場を明らかにしながら、「実践者」にしかわかり得ない今後の展望を語る。
「結局は可処分時間の奪い合い」「辞書類は電子書籍の圧勝」「再びライブの時代がやってきた」など最前線発の考察は現代人必読。
iPhone、iPad、キンドルなど、新時代のツールとの付き合い方も伝授。


内容紹介を読む限り、それほど目新しい内容の本では無さそう。

それより気になるのがタイトル。なんだか良く分からない。仮タイトルだし(笑)


以下、勝手に内容を想像してみます。

・書籍のデジタル化が進むことは数十年前から分かっていたので、それに備えて準備をしてきた結果、電子書籍の売り上げで勝ち組になった。
・勝ち組になるには自分の市場(マーケット)を持ち、読者を囲い込むことが必要不可欠である。
・読者の優先順位の高位に入るためには、自分にしか書けないもの(代替性がないもの)を書くことと、文章に中毒性を持たせることが必要である。
・デジタルの時代だからこそ、逆にライブが価値を持つ。イベントやコンサートなどの価値が高まる。
・痴呆化を防ぐためには、時代の空気やトレンドを読んで先手を打つことが大切だ。

実際に本が発売になったら比べてみて、良い意味で予想を裏切られることを期待します。


【追記】さっきツイッターを見たら、こんなツイートがありました。
《二月に出る新書を完全脱稿。これでも締め切り二日前。300ページを超えてしまいましたが、吉と出るか凶と出るか。とにかく、書き手としてはベストを尽くすのみ。》
http://twitter.com/hga02104/status/26317603525890048

新書で300ページというのはかなり分厚い。幻冬舎新書の『すぐに稼げる文章術』で212ページ。ちくま新書の『使えるレファ本 150選』が208ページ。ちょっと分厚い『売文生活』でも266ページ。

300ページを超えたということは、それだけ削る部分が無かったということでしょうか。発売が待たれるところです。