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2011年 アスカ誕生日記念LAS短編 最高のプレゼント!
アタシは惣流・アスカ・ラングレー、エヴァンゲリオン弐号機のパイロットだった。
過去形なのはすでに弐号機がこの世に存在していないから。
戦略自衛隊とエヴァ量産機の侵攻によって戦場となった第三新東京市は廃墟に変わった。
使徒を倒すと言う表向きの目的を果たした特務機関ネルフは解体されて、ネルフの職員達は政府の組織へと移った。
……ゼーレの悪事に関わった人間と、あの戦いで命を落としたミサト達を除いて。
そして助かったアタシは破壊を免れたコンフォート17を買い取り、エヴァのパイロットの報酬としてもらった給料で暮らしている。
ネルフの無くなった第三新東京市は再建もされず見捨てられているから、アタシは時間を掛けて一番近い街の学校に通っている。
第三新東京市は廃棄地区に指定されて近くにお店もないから不便を強いられていた。
通学に時間が掛かるから友達も出来ず、クラスでアタシは孤立していた。
アタシがどうしてそんな生活を続けるのかと言うと、アタシはずっとアイツを待っているからだ。
この家の持ち主であるミサトは戦略自衛隊の襲撃で死んだと聞いている。
アタシもミサトが死んでしまったなんて信じたくはなかったけど、実際にネルフ本部に居て紅い世界から帰還したのはみんな戦略自衛隊の凶刃をギリギリ逃れて生き残ったわずかな人達だった。
発令所に居た副司令、マヤ、日向さんと青葉さん……アタシが特に知っているネルフの生き残りの人はそれだけ。
司令やリツコ、ファーストやミサトも帰って来なかった……そしてシンジも。
夕食を食べる時、空になったミサトとシンジの席を見るだけで悲しみがあふれてくる。
だけど、アタシが辛い思いを抱えながらこの場所で待っているのはシンジに対する贖罪の気持ちがあるからだ。



あの紅い空の広がる世界で体中に鋭い痛みを感じたアタシが叫び声を聞いて目を覚ますと、シンジは泣きながらアタシの体から流れる血を止めようとしていた。
だけど包帯もないのに人間の手で血を止められるわけが無い。

「アスカごめん、僕が助けに来るのが遅すぎたせいで……」

シンジのせいじゃない、エヴァ量産機は並みの強さじゃなかった。
アタシはシンジが助けに来てくれただけで嬉しかった、けれどアタシには声を出す力も残されて居なかった。
うっすらと目を開けられた事さえ奇跡だったのだろう。

「アスカ、アスカーーっ!」

シンジの叫び声を聞きながら、アタシはゆっくりと目を閉じた。



でもアタシは死ななかった、ジオフロントの跡地に出来た大きな湖の側で気を失って倒れている所を発見されて保護された。
そして不思議な事に死にそうなほど重体だったアタシは健康体へと回復していた。
ミサトの死、そしてシンジの行方不明を聞かされたアタシは言葉にできないほどの悲しみに押しつぶされそうになって、逃げるように思い出の場所であるコンフォート17へと向かった。
しばらく前に家出してヒカリの家に転がり込んでからの久しぶりの帰宅。
自分がエースだと思ってのぼせあがっていたアタシのプライドは、シンジにシンクロ率を抜かされた事で砕けてしまった。
さらにミサトに優しくされるシンジを見て、アタシは細かい事にも疑いの目を向けるようになってしまっていた。
才能を開花して急成長したシンジだけがミサト達に評価されている、そしてシンジもアタシを見下していると思い込んでしまった。
アタシの方からシンジを遠ざける態度を取ってしまったんだから、アタシはシンジに嫌われて当然だと思っていた。
あの紅い空の広がる世界でアタシの名前を必死に叫んでいるのシンジの声を聞くまでは。



誰も居なくなったミサトの家でアタシは楽しかった思い出の欠片を集めようと、いろいろな場所を調べ回る。
そしてシンジの部屋の中を調べた時、アタシは息が止まりそうになるほど驚いた。
シンジの机の上にある卓上カレンダーを見ると12月4日、つまりアタシの誕生日に印が付いていたのだ。
こんな冷たい性格のアタシでもシンジは受け止めてくれるのか、それともアタシの明るい面に憧れていただけなのか……。
期待と不安が入り混じった気持ちに急かされてアタシがシンジの机をさらに調べると机の中から様々な通信販売の雑誌が出て来た。
アタシの過去の記憶の糸をいくらたどってもおかしいと思う、ミサトと暮らしていた頃はシンジは女性誌に興味を示さなかったはず。
むしろ派手に買い物をするアタシを無駄遣いと非難していた程だったのに。
ならばシンジが雑誌を買い込んだのはアタシが家出をした後になる。
雑誌を開くとテディベア、オルゴール、ティーカップなど様々な品物に印が付けられていた。
アタシにどんなプレゼントを贈ろうと思い悩むシンジの姿が思い浮かぶと同時に胸が熱くなる。
シンジはアタシに手を差し伸べようとしてくれていたんだ……!
けれど嬉しさと同時に湧きあがって来る激しい自己嫌悪。
ずっと前に向き合えるチャンスはあったはずなのに、心を閉ざしてしまっていたアタシはシンジの気持ちに応える事はしなかった。



あの時使徒との戦いに敗れてアタシは負けたくないと思っていたファーストに助けられたと言う屈辱感で胸がいっぱいだった。
だからシンジに優しい言葉を掛けられても、アタシは全て好意的には受け取れなかった。

「良かったね、アスカ」

シンジはアタシの無事を純粋に喜んでそんな言葉を掛けたのだと思う。
けれどその時のアタシはシンジの声の明るく軽い響きが他人事で言っているように聞こえたのだ。
アタシは使徒の攻撃を受けた時、ミサトの退避命令に逆らった。
連敗続きのアタシは弐号機のパイロットから降ろされたくない気持ちが強かった。
その反面アタシはワガママだと自覚しながらも、あの時のようにシンジが助けに来てくてると淡い期待を抱いていた。
だけど、結局最後まで初号機は出撃しなかった。
シンジに理由を問い詰めたら、父さんの命令だから仕方無いと答えるのは目に見えてる。
でも、アタシは参号機が使徒化した事件の時、初号機で鈴原を殺してしまいそうになった事を知ったシンジは司令に反抗したのを知っている。
アタシは別に鈴原にヤキモチを焼いているわけじゃないけど、同じぐらいシンジは怒ってくれても良いんじゃないかと思った。
さらにシンジはアタシにダメ押しとなる言葉を投げかける。

「アスカ、次があるんだから、その時に頑張れば良いじゃないか」
「何ですって!?」

これでアタシの短かった堪忍袋の緒が切れてしまった。

「何よ、その上から目線の言い方は! シンクロ率でアタシに勝ったからって、天狗になってるのね?」
「別に僕はそんなつもりじゃ……」
「何が『頑張れ』よ! アタシはアンタより長くエヴァの訓練を受けてるのよ!」
「アスカ……」

シンジが反論しようものなら、アタシは3倍にして叩き返してやった。
今思えば、同い年のシンジに加持さんのような寛容さを求めたアタシの方に非があった。
アタシは自分の臆病さを隠すために差し伸べられた手を振り払ってしまったのよ。
シンジから逃げ出したアタシはヒカリの家へと転がり込んだ。
突然の訪問にもかかわらず、ヒカリは何も言わずに暖かく迎え入れてくれた。
そしてアタシが話したくなるまで、ヒカリは黙ってアタシの側で待ってくれていた。
もしヒカリがしつこくアタシに声を掛けてきたら、アタシは居た堪れない気持ちになっていたと思う。
そのヒカリの心づかいが嬉しかったアタシは、ヒカリに正直に今まで何があったのかを洗いざらい話した。
ヒカリはアタシの勝手な言い分を否定する事無く聞いてくれた、そしてアタシにシンジやミサトと仲直りすべきだと急かして来る事もしない。
アタシが家に帰りたくないと言うと、ヒカリはアタシに尋ねる。

「アスカは碇君や葛城さんの事が嫌いなの?」
「嫌い、嫌い、大嫌い! 同じ部屋の空気を吸っているだけで気持ち悪くなってくるわ!」
「そっか、じゃあアスカの好きなだけここに居て良いよ」

ヒカリの言葉を聞いて、ここを追い出されたら他に行く所が無かったアタシは心の底からホッとした。
だけど、アタシはヒカリにもウソをついていた。
アタシが一番嫌いなのはミサトでもシンジでも無く今のアタシ自身だったのよ。
シンジやファーストと顔を合わせるのが嫌だったアタシは学校にも行かずにヒカリの家に引きこもった。
ヒカリが学校に言っている間、アタシはヒカリに教えてもらったように掃除、洗濯などの家事をする。
アタシがミサトの家に居た頃はシンジに押し付けていた家事に今頃になって励むのは、家事をしている間は寂しさを忘れる事ができるから。
そして、ヒカリから感謝の言葉を聞くのも楽しみになった。



でも、そんな日も長続きしなかった。
新たな使徒が襲来して来たのだ。
招集命令を受けたアタシは応じないわけにはいかない、アタシはエヴァのパイロットだから日本に居られるんだもの。
だけど気の進まないアタシはかなり遅れてネルフ本部に到着したからか、すでにシンジとレイは出撃準備を終えていた。
アタシは制服のまま急いで弐号機に乗り込む事になった。
初号機は碇司令の命令で凍結中だったから、零号機と弐号機で使徒を迎撃する事になった。

「アスカ、レイ、ATフィールドを展開して使徒をパレットガンで攻撃、いいわね?」
「了解」
「アスカ、聞こえているの?」
「聞こえているわよ」

アタシはミサトに対してぶっきらぼうに返事をした。
エヴァが地上へと射出され、アタシはエヴァを移動させて近くの兵装ビルに用意されたパレットガンを取りに走ろうとした。
だけど弐号機は全く反応を示さなかった。

「弐号機、シンクロ率がほぼ0%です!」

マヤの報告を聞いてアタシはショックを受けた。
ミサトの判断により、弐号機はケージへと回収された。
地上ではファーストと使徒との戦いが始まった、そしてファーストがピンチになると司令はすぐに初号機の出撃を命じた事にアタシはさらにショックを受けた。
司令にとって、ネルフにとって、ファーストの方がアタシより大切な存在なのか。
だけど、ファーストはその使徒との戦いで自爆した。
ファーストに激しい嫉妬を燃やしていたアタシはこの時はファーストの死を悲しむ気持ちなど全然持てなかった。
そしてそれは戦えるエヴァが減ってしまった事を意味する。
ミサトはアタシを立ち直らせようとして必死に起動実験を続けたけどアタシのシンクロ率は上がる事は無かった。
アタシには解っていた、アタシにエヴァに乗る事を拒否する気持ちが芽生えてしまったからだ。
表面に出していないその気持ちを弐号機は敏感に感じ取っているのだろう。
やがて司令がやって来てアタシのシンクロテストの中止を宣言する。

「これ以上の実験は時間の無駄だ」
「しかし、アスカにもう一度チャンスを与えては頂けませんか?」
「シンクロ率ゼロのチルドレンなど使い物にならん、代わりを手配する」

司令の死刑宣告を聞いたアタシは、何かの糸が切れたような気がした。
そしてアタシの意識は闇に飲まれて行った……。



次にアタシが気が付いたのは、弐号機のエントリープラグの中だった。
シンクロ率ゼロを宣告されていたアタシはどうせ動かせないだろうと思いながら弐号機を操縦するレバーを握った。
やっぱり弐号機は何の反応を示さなかった。

「どうせアタシは生きている価値の無いゼロのチルドレンなのよ……もう生きているなんて嫌、消えてしまいたい……」

そうつぶやいてアタシがレバーから手を離そうとした時、アタシの目の前に突然イメージが広がった。
それはアタシが小さい頃ママとピクニックに行った懐かしいヒマワリ畑。
あれから10年近く経った今までもアタシはたまに独りでヒマワリ畑の中に立っている夢を見る。
ずっとアタシは独りぼっちで、いつまで待ってもママは迎えに来てくれなかった。
でも、今回はいつもと違って待っているアタシの所にママがやって来てくれたのよ……!
アタシは現れたママの胸に飛び込んで泣きじゃくる、ママもそんなアタシを黙って優しく抱きしめてくれた。
この感覚は弐号機とシンクロした時に感じる安心した気持ちに似ている……そうか、弐号機がアタシを拒絶したんじゃない、アタシの方から弐号機の心、ママの愛情を遠ざけていたのよ。

「ママ、ありがとう。アタシ、もう一度頑張ってみる!」

アタシがママから体を離してそう言うと、ママは何も言わずに微笑んでアタシをそっと送り出してくれた。
弐号機とのシンクロ率が戻ったアタシは攻めて来た戦略自衛隊を軽く蹴散らし、アンビリカルケーブルを切断されても恐れる物は何も無かった。
だけど、敵はエヴァ量産機を9体も投入して来た。
シンジの初号機がアタシを助けに来た時は、すでにアタシの乗る弐号機は量産機の武器によって機体をズタズタにされていた。
乗っていたアタシも無事では済まなかった。
鋭い痛みと共に体中から血が流れ出し、だんだんと体が冷たくなって行くのをアタシは感じながら意識を薄れさせて行った……。
そして再び意識が戻ったアタシはあの紅い世界でシンジの叫びを聞く事になる。
そんなシンジにアタシは自分の気持ちを何も伝える事が出来なかった……。



マヤはシンジが帰って来ないのは死んでしまったのではないかと言うけど、アタシはあの赤い世界でシンジが生きているのを見ている。
重体だったアタシが生きているのだからシンジが死んでいるはずは無い。
アタシの方からシンジを探して連れ戻そうとも考えたけど、今のアタシにはシンジの気持ちも理解できる。
こちらからシンジを追い回す事は、シンジを余計に追い詰めてしまう事になる。
ヒカリもママもアタシに向かって無理に頑張れとは言わないでじっと見守ってくれた。
生きていればシンジはきっとこの場所へ帰って来ると考えたアタシは、ここでシンジを迎えるつもり。
ヒカリはアタシと同じ街で暮らせない事を寂しいと言っているけど、アタシの気が済むまで頑張れと応援してくれた。
アタシは暖かい思い出の詰まったコンフォート17のこの場所でシンジに自分の気持ちを伝えたいと思う。
けれど、アタシは独りでこの家に居ると寂しくてたまらなかった。
シンジやミサトとの思い出はアタシの心を温めてくれるけど、冷めてしまった時に寒さが余計に身にしみる。
使徒との戦いを繰り広げた夏が終わり、秋がになってもシンジは姿を現さなかった。
気が付けばもう12月、秋が終わり冬が始まる季節だ。
11月までは暖かい日もあったけど、12月になると気温もぐんと下がる。
天気予報を見ると、夕方から雪が降り始めるみたいだ。
毎朝ベッドから出るのも気合が要るようになった。
そう言えば、アタシはいつも朝起きるのをグズってシンジを困らせていたっけ。
あれはシンジに対して素直になれないアタシのシンジへの甘えだった。
さらにアタシはわざと露出の多いネグリジェなどを着て下着を見てあわてるシンジをからかったりした。
だめだ、シンジとの楽しい思い出を思い返すと心が温かくなるけど、またすぐに寂しさがぶり返す。
今日は休日だからこのまま起きずにベッドの毛布に包まっていようかと考えていると、アタシの元に小包が届いた。
驚いたアタシはあわててヒカリに電話をすると、ヒカリはその小包はアタシへの誕生日プレゼントなのだと告げた。
言われてカレンダーを見ると今日は12月4日、アタシの誕生日だった。
どうしてヒカリがアタシの誕生日を知っているのかと尋ねると、マヤがヒカリに教えたらしい。
マヤは仕事が忙しくてアタシに構ってあげられない代わりに、ヒカリにアタシを元気付けるように頼んだと言う。
小包を開けるとその中にはフリルのついた女の子向けの服と、真っ赤なリボンが入っていた。
そして箱にはヒカリからのメッセージカードもあった。

『15歳の誕生日おめでとう、アスカ。たまにはオシャレもしないと、碇君に嫌われちゃうわよ?』

言われてみれば、アタシは新しく通い始めた学校の制服以外、洋服を買う事はしなかった。
近くにお店は無いし、生活必需品の事しか頭に無かった。
アタシはヒカリがプレゼントしてくれた洋服に着替えてみた。
そう言えば、アタシはラフな格好ばかりしていたから、フリルやリボンのついた白いブラウスを着るのは初めてかもしれない。
鏡に映った自分の姿を見ると、いつもと違った感じがする。
でも、こういう格好をした自分も悪くないかなと思って、ヒカリに感謝した。
シンジだったら、こんなアタシを見てどう思うだろうと考えてアタシはまた悲しくなった。
気が付くとアタシはシンジを半年近く待ち続けて居たのだ。

「シンジ……シンジに会いたいよ……」

自然とアタシの口からそんな言葉が出て来た。
明日にはシンジが帰って来て欲しいと思った事は何度もある。
今までずっと耐えて抑えて来た気持ちが涙となってあふれ出して来た。
インターフォンが鳴らされたけど、どうしても泣くのを止められず、応対する事はできなかった。
それでも相手はアタシが家に居る事を確信しているのか、インターフォンはしつこく鳴らされた。
アタシは腕で強引に顔をこすって涙を拭いて玄関のドアを開いた。
するとアタシの目に飛び込んで来たのはプラグスーツを着たシンジの後ろ姿だった。

「シンジ、行かないで!」

アタシが呼び止めると、シンジは驚いた顔で振り返った。
それから、アタシを見て少し戸惑った表情になっているシンジに向かってアタシは笑顔を作って告げる。

「……おかえり」
「……ただいま」

アタシの言葉を聞いたシンジは嬉しそうな笑顔になった。
それ以上アタシとシンジの間にさらなる言葉は必要なかった。
アタシを避けずにじっと真っ直ぐ見つめてくれるシンジの目を見れば、アタシの気持ちがシンジに伝わった事が分かるから。
疑心暗鬼になってシンジを傷つけてしまった事をずっと謝りたいと思っていたアタシの願いはかなったのだ。
そしてシンジは照れ臭そうな顔になってアタシに話す。

「アスカ、誕生日プレゼントだけど何が良いのか思い付かなかったんだ」
「別にいいわよ、アタシはシンジが帰って来てくれただけで他に何も要らない」

アタシはそう言ってシンジの胸に飛び込んだ。
外では予報の通り雪が降り始めたけど、アタシの心はとても温まっていた……。
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