沖縄 防衛相訪問で抗議集会
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沖縄 防衛相訪問で抗議集会

6月13日 11時43分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

北澤防衛大臣は沖縄県を訪れて仲井真知事と会談し、アメリカ軍普天間基地について、来週にも開く予定の「2+2」=日米の外務・防衛の閣僚協議で、名護市辺野古にV字型に滑走路を作る案で合意を目指す方針を、正式に伝えました。北澤防衛大臣の訪問に合わせ、沖縄県庁前の広場には、市民団体や労働組合のメンバーおよそ60人が集まり、抗議集会を開きました。

この中で、沖縄平和運動センターの山城博治事務局長は「北澤大臣は、沖縄県民が反対する新しい基地の建設をごり押しするために来たが、新たな基地を造るのは許されない」などと訴えました。参加者は、名護市辺野古への移設に強く反発するともに、海兵隊の最新型輸送機「MV22オスプレイ」の普天間基地への配備についても、「危険な普天間基地にさらなる危険を持ち込むな」などと書かれた横断幕を掲げて、反対を訴えました。参加した男性の1人は「7年前、沖縄国際大学に海兵隊のヘリコプターが墜落した現場を見ました。沖縄県民がこれだけ反対しているのを知っていて、大臣は何のために来たのでしょうか」などと話していました。