米国の震災支援に「Arigato」
日本人有志がWT紙に意見広告
首相経験者も名を連ねる
【ワシントン早川俊行】「米国の支援にArigato(ありがとう)」――。東日本大震災で窮地に陥る日本に対し、米軍による救援活動「トモダチ作戦」など物心両面で大規模な支援を展開する米国に感謝の気持ちを表そうと、ワシントン在住日本人ら有志が10日付のワシントン・タイムズ紙に全面意見広告を掲載した。
広告はインターネット交流サイトのフェイスブックを通じて国際的な日本支援の輪を広げる「グローバルWA(輪)プロジェクト」の一環で掲載された。麻生太郎、福田康夫、安倍晋三の各元首相夫妻のほか、前原誠司前外務大臣、長島昭久前防衛政務官、加藤良三前駐米大使らも賛同者として名を連ねている。
広告には握手をする手の絵と「Arigato(ありがとう)」の文字が大きく描かれている。また、「米兵が流す汗と涙に感謝する」「あなたがたは私たちの真の友人だ」などのメッセージが記載されている。
同プロジェクトでは、フェイスブックを通じて世界中から手をつなぐ写真を募集。1人の長さを1bと換算し、4000万人が参加すれば、日本支援の輪を「地球一周」させることができるとしている。フェイスブックのアドレスは、http://www.facebook.com/WA.project
2011/5/11 1:18
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