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[経済・IT]ニュース
阪急「メンズ館」、梅田本店増床後も存続へ
2011.5.4 02:00
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阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは3日、平成24年中に予定される阪急百貨店梅田本店の増床完了後に閉館するとみられた「メンズ館」(大阪市北区)を存続させる方針を固めた。20年のオープン当初から目標を上回る売上高を維持しているためで、東京・新宿でメンズ館の先鞭(せんべん)をつけた伊勢丹が4日オープンのJR大阪駅の新北ビルで開業させる「JR大阪三越伊勢丹」(同区)を迎え撃つねらいもある。
阪急梅田本店(本館部分)の増床後の売り場面積は国内最大級の約8万4千平方メートル。本館とメンズ館は道路を挟んでおり、人員配置やメンズ館の賃借料を考えると、本館増床後は「メンズ館を閉めて紳士服売り場を吸収する方が効率的」という社内意見もあったという。
実際、阪急メンズ館は増床工事に伴う売り場縮小に備えた「期間限定店舗」の位置づけだった。H2Oはメンズ館のビルを所有する阪急阪神ホールディングスなどとの間で工事完了までをめどに借りる契約を結んでいた。
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