フェイスブックとグーグル、スカイプとの提携を検討=関係筋
ロイター 5月5日(木)12時36分配信
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5月4日、米フェイスブックと米グーグルがそれぞれ、インターネット電話「スカイプ」との提携を検討していることが明らかに。写真はスカイプを利用するユーザー。ロンドンで昨年8月撮影(2011年 ロイター/Paul Hackett) |
1人目の関係者は、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が、スカイプ買収の初期交渉に参加したと明かし、買収額は30億─40億ドル(約2400億─3200億円)に上る可能性があるとしている。スカイプのIPOは10億ドル規模と予想されている。
また2人目の関係者によると、フェイスブックはスカイプに合弁事業(JV)設立を申し入れており、グーグルも同様にスカイプとのJV設立に向けた初期交渉を行ったという。
ただ、いずれも交渉は初期段階で、どの選択肢が有利であるかは明らかではないとしている。
約50億人のユーザーを抱えるフェイスブックにとって、世界中で人気のスカイプとの提携は顧客基盤のさらなる拡大につながるとともに、既存ユーザーの活性化やつなぎとめにもなる。
またアナリストらは、インターネット電話サービス「グーグル・ボイス」を既に展開しているグーグルと組むより、フェイスブックとの提携の方が理にかなっていると指摘する。
スカイプとフェイスブック、グーグルからのコメントは今のところ得られていない。
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最終更新:5月5日(木)12時36分
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