スイーツジェイピー
ナビゲーション リンクのスキップアニカンジェイピートップ > デイリーインタビュー一覧 > デイリーインタビュー
★アニカンインタビュー
幸村精市 Mini Album「プロローグ」永井幸子インタビュー 2
幸村精市 バースデーMini Album『プロローグ』3月5日発売

3月5日は常勝・立海の部長、幸村精市の誕生日。3年連続のバースデイリリースとなった今回のアルバムタイトルは『プロローグ』。アニメ10周年を迎えつつも、幸村の新たな魅力に迫ったアルバムについて、幸村役の永井幸子さんにお話をおうかがいしました。リピート必須の1枚です!


これまでの『テニプリ』はまだ序章――そんな許斐先生の言葉から生まれました

――「冬の寒きを経ざれば 春の暖かきを知らず」は歌謡曲のようなキャッチーな曲調に歌詞の内容はヘビーですね。

永井 作曲・編曲の佐藤 晃さんという方が、今回のアルバムでは3曲書いてくださったんですが、ファンの皆さんに好評の「エメラルドライン」も佐藤さんが作ってくださっていて、私も大好きなんですよ。今回のアルバムは全体的に、暗い言葉を使ったとしても、最終的には前向きになるように作りました。

――「bottom line(ボトムライン)」は立海テニス部の歌だとか。曲調がとてもかわいらしい曲ですね。

永井 幸村の飴と鞭(笑)。曲と歌詞のギャップがあって、笑いながら怒るみたいな感じになっています。タイトルの「bottom line」はギリギリの最低ラインという意味で使いました。あまり甘くしすぎて優しさだけになっても、きっと部活としては成り立たない。「常勝立海」という目標を掲げる王者としては。そういうギリギリのラインを引いて、幸村もがんばっている。そんな意味のボトムラインです。

――そしていつも思うのですが、幸村のCDはいつもジャケットのイラストが素敵ですよね。

永井 ありがとうございます。私が毎回ラフを描かせていただいているんですよ。しかも今回のイラストは、実は『ラストソングス』の時に何パターンか出した中で、私が迷った中のひとつなんです。なので、私としても感慨深いんです。そして、よく見ていただけるとファンの方に「おっ」と思ってもらえる部分が。ヴェルレーヌの詩集を読んでいるんです。

――『テニプリフェスタ2011 in 武道館』の幸村も最高でした。立海メンバーが全員揃ったのに感動しました。

永井 武道館は本当に楽しかったですね。やっぱり立海全員が揃ったことが。なんて素晴しい人達なんだと思いました。幸村じゃないけれども、「本当に苦労をかける」とみんなに言いたい感じ(笑)。立海の人達、皆、口が悪いんですよ(笑)。でもみんな言うこととやることがまったく逆で優しいんです。けして馴れ合い過ぎず、実力があって皆とても面白い。そういった部分でも、立海のキャラクターと役者さんが重なってみえます。

――最後にファンへメッセージをお願いします。

永井 3年も連続して、誕生日を一緒に祝えるのが素晴しいことですよね。ぜひ、今年も一緒に楽しみましょう!

つづく


TEXT/磯貝綾子
2011/03/11 16:00:00