投資情報サイトの『投資比較サイト』提供アイコン

トップ | ログイン

時 代  

2010年 10月 14日

                ◇時代を作るのか、時代に流されるのか。

夜の原宿を歩いた。
神宮前交差点には、沢山の若者がいた。
日本でも有数の交差点である。
この近くに、私が関係する会社がある。
今の不景気で、なかなか利益が出せない。
魔法のようなカンフル剤があって、気楽に生活してみたいが、今の時代に上手い話はない。
本日の日経新聞の一面を飾ったのは、「若者層収入・女性が上回る」であった。
30歳未満の可処分所得で、女性が男性を2600円上回ったのだという。
可処分所得とは、家計の現金収入から、税金や社会保険料などの非消費支出を指し引いた額のこと。
50歳代では、女性は男性の半分程度なのに、30歳以下で微差ながら逆転していたのである。一体、これは、何を意味しているのか。
総務省がまとめた、「2009年の全国消費実態調査」によると、背景にあるのは「産業構造の変化」だという。
仕事を持つ20%の男性が製造業とされる日本。
その日本の製造業が地盤沈下し、換わって、医療・介護分野の仕事が増大した。この変化で、女性の職域が広がり、女性の収入が増大したようだ。逆に、あらゆる産業がダメージを受けている。辛く、厳しい冬の時代の中で、新しい事業領域も生まれている。
嗚呼、何と時代は、大きな変化をしているのだろう!
変化が激し過ぎて、適応できず、自信を失っている人も沢山いるんだろう!
原宿の夜は、今日も、きらびやかで美しかった。
けれど、哲学を持たず、信じる宗教もない人々よ。
この世をどのように感じ、どのように見ているのか。
あなたに希望はあるか。あなたに燃えるような勇気はあるか。
私は、そんなことを考えながら、原宿駅から帰路についたのです。

ランキング参加中★ご協力ください
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ
人気ブログランキングへ
Tags: 

by sokanomori | 2010-10-14 21:56 | 日 常 | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : http://sokanomori.exblog.jp/tb/15290434
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
名前 :
URL :
※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。
削除用パスワード 

< 前のページ 次のページ >