米海軍掃海艦、平良港に初入港 市民ら抗議

抗議団体がシュプレヒコールをあげる中、接岸した「掃海艇「ディフェンダー」=21日午後12時26分、宮古島市・平良港

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2010年9月21日 13時01分この記事をつぶやくこのエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録
(2時間23分前に更新)

 【宮古島】在日米海軍第7艦隊所属の掃海艦「ディフェンダー」(排水量1312トン、乗員84人)が21日午後12時半ごろ、県や宮古島市が自粛を求める中、同市の平良港に入港した。県内の民間港への米軍艦船の入港は、2007年6月の与那国町祖納港、09年4月の石垣港以来で、平良港には初めて。

 同港ゲート付近では、市内の労組や市民団体らが入港に反対する横断幕やプラカードを掲げ、「軍事利用は許さないぞ」「米軍艦船帰れ」などとシュプレヒコールを上げた。

 同艦入港前に、連合沖縄宮古地域協議会(根間修議長)は、長濱政治副市長を訪ね、下地敏彦市長に対して抗議行動への参加を要請。長濱副市長は「参加するかはケース・バイ・ケースだ」と述べ、不参加の意向を伝えた。

 

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