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盗撮:県立土浦一高の男子生徒が女風呂を 群馬県内で宿泊学習中 /茨城

 ◇女子生徒らに謝罪

 県立土浦一高(市村仁校長)が7月に群馬県内で宿泊学習を行った際、1年の男子生徒数人が宿泊先のホテルの女風呂を携帯電話のカメラで盗撮していたことが19日、同校への取材で分かった。同校によると、盗撮も含め女風呂をのぞこうとした生徒は計22人おり、被害者は同校の女子生徒とみられる。このため、同校は7月末に女子生徒と保護者向けに説明会を開き、謝罪した。

 宿泊合宿は群馬県片品村で7月24日から2泊3日の日程であり、女子生徒を含む1年生324人が参加。24日夜に男子生徒22人が男風呂の脱衣所の窓から女風呂との境にある植え込みに侵入。うち何人かが植え込みに隠れながら携帯電話で動画を撮影したり、のぞきをしたというが、学校側は人数を明らかにしていない。

 翌日のぞきに加わらなかった生徒が教師に相談して事態が発覚。学校側は盗撮動画を確認したが、個人が特定できるほどはっきりした映像ではなく、インターネットなどへの流出もなかったという。動画は既に消去させた。

 同校は今月に入り、県教委に事態を報告。また、盗撮には硬式野球部員が加わっていたため、同部は今月開かれた地区大会への出場を辞退。稲葉裕一教頭は「生徒や保護者に迷惑をかけ申し訳ない。再発防止に努力したい」と話している。【原田啓之、杣谷健太】

毎日新聞 2010年8月20日 地方版

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