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イラク駐留米軍、戦闘部隊が事実上撤退

　イラク駐留アメリカ軍の最後の戦闘部隊が１９日、事実上撤退を完了しました。これで、オバマ大統領が公約した今月末までの戦闘部隊の撤退完了が実現することになります。

　アメリカ・メディアによりますと１８日、アメリカ軍の戦闘部隊４０００人は一部の補給部隊をバグダッドに残し、クウェートに向け相次いで撤退。現地時間１９日午前４時前に、事実上撤退を完了しました。

　これに先立ち、オバマ大統領は国民に向けたメッセージを発表し、「われわれの戦闘任務は今月で終わり、多数の部隊が撤退を完了する」と述べ、自らの公約実現をアピールしました。

　イラク駐留のアメリカ軍は一時１７万人に及びましたが、今後は残る非戦闘部隊５万人が来年末までイラク軍の訓練や復興支援活動を行うことになります。（19日11:08）