イラク駐留最後の米戦闘部隊撤退 大統領は成果強調(08/19 14:49)

 イラクに駐留していた米軍の最後の戦闘部隊が撤退しました。オバマ大統領は公約通り、7年半に及んだイラクでの戦争を終結させることになります。

 アメリカの複数のメディアによると、日本時間の19日朝、米軍の戦闘部隊の最後の車列がイラクを出て、クウェートに入りました。残る補給部隊など数千人も今月末までに航空機などで引き揚げることになっています。これで、イラクに駐留する米軍は治安維持や兵士の訓練などを行う5万人ほどとなり、これらも来年末までに撤退する予定です。オバマ大統領は秋の中間選挙を意識して、ホワイトハウスのブログで、戦闘部隊撤退を政権の成果として強調するとともに、退役した軍人たちを気遣うメッセージを載せています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2010

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