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重し7キロ、縛られ放置 久留米・5歳虐待死事件起訴(2/2ページ)

2010年7月22日5時3分

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 だが、江頭容疑者が勤務していた会社の上司は「萌音ちゃんが発熱したと言って頻繁に会社を休んだ」と証言する。昨夏ごろから早退や欠勤をし、週1、2回しか出社しない時もあったという。

 「夏ごろから会社を早退して、昼間からお酒を飲んでいた」。江頭容疑者の友人は事件後、保育園の聞き取りにこう話したという。朝から飲酒することもあったとされる江頭容疑者。だが、事件が起きるまで保育園や市はこうした実態を知らなかった。

 虐待とアルコールの関係性について、元北九州市児童相談所職員で虐待問題に詳しい西南学院大の安部計彦(かずひこ)准教授は「アルコールの量が増えると、虐待が進行していく傾向がある」と指摘する。「アルコールへの依存の深まりが把握できていれば、虐待の進行を推測できたはず。細かなことでも通報するなど、市民の協力が不可欠だ」と話している。(岡田玄)

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