NHK総合 毎週(木) 午後10:00~10:43

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ブラクボタ

ブラクボタとは? 毎回のロケを、アナウンサー久保田独自の目線でご紹介します。タモリさんの名言、意外な素顔の他、久保田アナならではの街歩きポイントを徹底リポートします。

Vol.13 神田→大久保

毎年秋に開かれる、「神田古本まつり」。歩道の両側に本棚が並び、町全体が一つの本屋さんになったみたい!平日の昼間でも、大変なにぎわいです。そんななか行われた「ブラタモリ」の撮影、タモリさんとカメラ、さらに釣竿みたいな“タモカメ”が通っても、みなさん本棚の方を向かれていて、撮影もなんのその、でした。

古地図の専門店でご主人が見せてくださったのは、明治に出版された神田の古地図。タモリさんは、“崖線”の美しさのほかに、文字がいい!とおっしゃっていました。地図上の細かな地名や建物の名前は、専門の職人さんが一つ一つ書き込んだものだそうです。明朝、ゴシック、どれとも違う独特の“フォント”ですが、なんとも読みやすいのです。「この文字は職人芸ですよね~」とおっしゃるのは、ロバート・キャンベル先生。日本文化に大変造詣が深くていらっしゃるので、ついついニューヨーク出身なのを忘れてしまいました。

湯島聖堂から聖橋を渡ってニコライ堂へ。藤山一郎さんの歌でも知られる「ニコライの鐘」、すばらしい音色でした。初めて鳴らしたタモリさんでしたが、大鐘と小さくて高い音の鐘が絶妙なバランスで響き合っていたのはさすがでした。後で、下で待っていたマネージャーさんに聞いたら、通りがかったサラリーマンの方が、腕時計を見て首をかしげていたと・・・。大変失礼いたしました。いつも6時に鳴る鐘を、ちょっと早い時間にほんの少し突かせていただきました。

来週は、新宿、大久保です。これまた今までのどの町とも違う、独特の雰囲気。韓国料理屋さんが多いイメージはありましたが、ここが日本!?と疑いたくなるくらい多国籍な面白さがありました。もちろん、江戸の面影も登場します。文字通り、“時空を超えた町歩き”です。どうぞご覧ください。

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