2010/02/01

【特集】テレビ座談会の反響(6) 親鸞会.NET

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椎名さんのお手紙にもこう書かれています。

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「救われたら皆、親鸞聖人のようになる。なれないのはいまだ救われないからだ」
と思う心は、信心決定したら、何が同じになり、何がそうならないかハッキリ
しないからです。


その根っこは、真仮の水際の立たぬ自力の心にあると知らされました。

それにしましても、
「親鸞聖人ほど、人生の目的を明示し、その達成を勧められた方はない」
の断言は、聖人の教えを知り尽くさなければできない称讃だと思います。


「凄いことを凄いと分かる人は凄い」とお聞きします。
親鸞聖人の凄さを本当に知る人は、皆無でありましょう。真宗学者でさえ、
聖人のお徳に生かされながら、祖師の偉大さの片鱗も感じているとは思えぬ者
ばかりです。
まして、門外漢の小説家などの賛辞は、その人の程度でしょう。
そんな中、何と深くて重い言葉をお聞きしているか、計り知れません。


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信心決定したら、何が同じになり、何がそうならないかハッキリ
しないから間違ってしまうのですね。

三大諍論のもう一つ「信行両座の諍論」についても教えていただきました。

親鸞聖人は、弥陀の本願は信心一つで救うお約束か、念仏称えて助けるという
お約束かで、法然門下380人余りと激突なされたのです。

その時、信心一つの救いであると、決然と「信の座」へ入ったのは、聖人以外に、
信空、聖覚法印、熊谷蓮生房の3名でした。

これらの人たちが、真心徹到していたとしても、その後の影響力は、親鸞聖人とは
雲泥の差があります。
蓮生房は、源氏の一方の旗頭であった豪傑でしたが、信後、一体何をしていたのでしょうか。
信空も、全く記録がありません。親鸞聖人を法然上人のもとへ導いた聖覚法印には、
『唯信鈔』という著書がありますが、その後世への影響は、聖人とは比ぶべくもありません。

阿弥陀如来から賜った信心は同じでも、「智慧」「学問」「経験」は、全く人それぞれですから、布教にも大きな違いがあるのです。

では、山本さんのお手紙に戻りましょう。

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「昿劫多生のあいだにも
出離の強縁しらざりき
本師源空いまさずは
このたびむなしくすぎなまし」


聖人は、「源空(法然)上人によって救われたのだ」と、
善知識だのみの異安心とも言われかねない表現で、
恩師への思いをつづっておられます。
私たち親鸞学徒は、どんなおしかりを頂こうと、
「親鸞聖人ましませばこそ、この身にならせていただいた」
と言わずにおれません。


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※このお言葉について、詳しくはコチラをどうぞ☆
浄土真宗親鸞会★朋ちゃんHappy diary♪ 昿劫多生のあいだにも・・・


もう一つ、山田さんのお手紙も紹介いたしましょう。

つづく

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