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前回書いた「ゲームショウのS社の対応の悪さ」という記事が少し反響があったようなのでさらに深く掘り下げて書いてみたいと思います。



S社の顔でもある広報が対応最悪と言われているのは前からなのですが、この東京ゲームショウになってさらに浮き彫りになったようです。

東京ゲームショウ1日目が終わったあとに各知り合いのメディアに電話をかけてどうたったか聞いてみました。

「対応が悪いというか中での撮影はすべてNGでしたね。資料用も含めて(超大手I社)」

「会社的には規模が大きいのですが、名刺を出した後に男の人が来て『登録の無いメディアは取材NG』と取材拒否されました。事前登録なんか聞いて無いし当日拒否って・・・(C社)」

「うちはS社さんとはおつきあいが無いのですが雑誌も出しているので取材に行ったらどこに掲載するのかとか根掘り葉掘り聞かれました。掲載箇所はウェブなので『ウェブです』と答えるとちょっと『それはだめです・・・』と」


以上の3メディアに回答をいただいた。3社とも誰もが知っている大手企業だ。
このように取材にくるメディアを突っぱねる体制はどうしたものなのだろうか?
本当にS社だけなのだろうか。

「S社さん以外はどこも寛大でしたよ。だって取材してもらってナンボじゃないの?ただで宣伝してもらえるんだし。こっちも記事書けて嬉しいし(超大手I社)」

「マイクロソフトさんブースにZ指定エリアがあるのですが、そこ以外は問題なかったです。Z指定は有害なものもありますから仕方ないですね。あとプロジェクトナタル見たかったです(C社)」

「個人のブロガーの方もいましたしゲーマーアイドル杏野はるな(ライブドアブログ)もいましたよ。特に厳しい規制は無いみたいです。S社だけ異常でしょ」


三者とも口をそろえてS社以外は対応が良かったと述べている。
ブロガーもいたことには驚きだ。
実際26日からは一般日になるのでブロガーや個人を規制していたらキリがなくなるのは事実。

そして面白い物も発見。
こちらの有名ゲームブログの記事でも紹介されているように、S社のブースやオブジェにモザイクが掛けられている。
ブース撮影禁止と言われたメディアがこのような対応をしたのか、もしくは他社ゲームと同時に映らないための配慮なのか、事実は不明のままだ。
ほら、ここもモザイク・・・。

S社の広報といえば美人で有名だったのだが、対応が悪ければ元も子もない。
そもそもこのS社の広報はどのように教育されているのだろうか?
これがS社の広報対応方針だとしたら、かなりこの先やばい方向に進んで行くことになる。

せっかくのゲーム見本市なのでもっと上手なピーアールな方法があったと思うのだが、広報の対応の悪さでこのように多くのメディアから反感を買ってしまっている。
この東京ゲームショウが終わったらS社広報は緊急ミーティングを行った方が良いと思われる。

上記以外メディア以外にも数十社にコンタクトを取りS社について聞いたが、まともなコメントを寄せてくれたのは社でした。その中からまとめやすく3社に絞らせてもらいました。

関連リンク
S社の広報はメディアから嫌われているようです
【ゲーム×コンボ】東京ゲームショウ2009開催! ビジネスデイ