橿原市立畝傍中学で進路学習の一環で、新聞記者の仕事について話した。私以外には、看護師や弁護士、鉄道会社の会社員などが3年生の各クラスに分かれて話した。1週間ほど前から、どんなことを話そうか準備を始めたが、果たして自分は中学生の時に将来について何を考えていたのか。夢はなんだったろうか。振り返る機会になった。
中学生たちには「まずは社会のいろんなことに目を向けてほしい。そして、夢を見つけたら、簡単にあきらめないで」と話した。後日、届けられた感想文で、何人かは大きな夢をつづってくれた。何がやりたいか分からないと率直に書いてくれた生徒もいた。3年1組のみんな。慌てなくていい。でっかい夢かなえようぜ。(高島)
毎日新聞 2009年12月6日 地方版