生駒市の新病院設立問題を考える「市民の集い どうする生駒の新病院パート3」が5日、同市元町のセイセイビルで開かれた。新病院設立を支持する市民団体「生駒の地域医療を育てる会」(加来洋八郎代表)が主催し、約100人が議論に熱心に耳を傾けた。
山下真市長と病院事業推進委の公募市民委員3人を招いて開催。加来代表のあいさつにつづき、公募市民委員が推進委での審議内容などを報告。さらに山下市長が「2次医療・救急医療の中核を担う病院が必要」と訴えた。
一方、「新病院建設計画がスタートして4年9カ月が経過し、医療機関は着実に整備されてきた」とし、新病院の必要性に疑問を示した市議会代表の樋口清士委員の意見も紹介された。【岡奈津希】
毎日新聞 2009年12月6日 地方版