2009年12月05日

今年のベストセラー本と「最後のパレード」

今年の、単行本、新書などを合わせた総合1位は、村上春樹氏の「1Q84(1・2)」(新潮社)だそうです。

発売後1月半で50万部を刷った「最後のパレード」が、読売新聞の大誤報の影響を受けず、販売を続けられていれば、恐らく200万部は超えていたと思います。


 
ベストセラー本というだけでなく、「最後のパレード」は流行語賞を取ったに違いありません。 


その本が、世の中から抹消されたのです。マスコミの言いなりになり、透明人間として暗躍するネット上の匿名テロリストの破壊力はすごいものがある、改めてそう実感しました。 


オリコンは、「売れた本」と表現していますが、「上から目線」であり、著者から見れば実に悲しい表現です。私がオリコンの幹部なら「(読者に)読んでいただいた本」と表現させます。なぜならば、本は食料品などの必需品ではありません。本は心に語りかける特別なものなのです。読者が手に取って(選択して)くださったのであり、「売れた」という商売上の見方からでは、本の価値は判断できないと考えるからです。 


さて、仮に「最後のパレード」が200万部とするならば、私への印税は9%であり、2億円以上が支払われるはずでした。私は、この収入の大部分を社会貢献活動に使う決意をしていました。

 

そして、売り上げの3%の7,500万円がユニセフに寄付されていたことになります。 


皆さんは7,500万円で、世界中のどれだけの子供たちの命が救えたとお考えでしょうか。 


私は地球市民として、貧困に苦しむ人たちのためにも、いつかこの多大なる地球的損害の賠償を請求していきたいと考えます。 

 

しかしながら私は、 私だけのことを考えると良かった結果と受け取っています。友人からも言われましたが、莫大なお金と名声により、私は「傲慢」になっていたかもしれません。キリスト教を知ることもなかったでしょう。

 

まさに、神が与えた試練でした。私は今、神の命により「最後のパレード」事件があぶりだした諸問題に立ち向かっています。今後も正々堂々と戦っていきたいと思います。

 

追記

先ほど私宛に、私のパーソナルラベルが同封された一通の丁寧な手紙が届きました。

 

ユニセフからです。

 

ユニセフJPG.JPG
 

 

 

中村 克様

 あなたの力で子どもたちの命を守ることができます。ぜひ、ご一読ください。

約3秒に1人 ― 今この瞬間も失われつつある小さな命。

あなたの力でクラシャのような子どもたちに生きる力を届けることができます。

 <終了>


なんというタイミングでしょうか。まさに神は偉大です。

 

今の私には何もできませんが、このブログ記事を読売新聞とサンクチュアリ出版へ届けることはできます。週明けに実行に移したいと思います。