燕・高木、オフに「坂の上の雲」トレやる!
今季4勝をあげたヤクルト・高木啓充投手(26)が1日、東京・新橋の球団事務所で契約更改交渉に臨み、900万円増の年俸1700万円でサインした。来季の目標に球速アップを掲げる右腕は、標高132メートルの山頂にある、愛媛・松山城まで駆け登る仰天トレーニングを決意。出身地の名城を利用して、足腰を鍛える。
4年目で初のアップ提示に目が泳いだ。今季年俸800万円から、1700万円の大幅増に一発サイン。高木の笑いが止まらなかった。
「苦しい時期に、チームの連敗を止めたのを評価してもらった。これで車の車検代(約30万円)が払えそうです」
人生が変わった一年だった。9月16日の横浜戦(横浜)で六回途中2失点。チームの連敗を9で止めるプロ初勝利をあげると、そこから4連勝。防御率1・64の安定感で、クライマックスシリーズ進出の立役者になった。
「もっと球を速くしたい。オフは今まで以上に走りたい」。来季のレベルアップのため、最速145キロ右腕の脳裏に浮かんだのは、故郷・松山市にそびえ立つ松山城だった。同市が舞台のNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」がスタートして注目を集めるが、「城までの坂を走りたい」と仰天プランをぶちあげた。
標高132メートルにある城の本丸まではロープウエーで登るのが普通だが、徒歩でも登れるルートが4つある。いずれも急な坂で石段もあり、「地元の高校球児でも半分まで走るのがやっと。相当こたえるはずです」(松山城総合事務所の担当者)。まさに下半身強化にはうってつけだ。
年末に帰郷し、徒歩で30分かかる坂道を連日駆け登る。目指すは“坂の上の雲”ならぬ、“坂の上の城”。坂道を駆け登り、スターへの階段も駆け上がる。
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