【佐賀】九電玄海原発で国内初プルサーマル営業運転

12/02 19:01 更新

国内初の営業運転です。佐賀県の九州電力玄海原子力発電所で2日、プルサーマル発電が正式スタートです。玄海原発3号機では原子力安全保安院による検査が終了し、2日午後3時5分、プルサーマルの営業運転を開始しました。プルサーマルでは、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを使ったMOX燃料を通常の原子炉で燃やします。国や電力会社が核燃料の有効活用として推進しています。MOX燃料を使用することで、原子炉を停止させる制御棒の効きが悪くなるということですが、検査では充分な安全性が確認されたということです。九州電力は、今後も安全確保に努めていきたいとしています。