社会

浜岡原発3号機 廃液漏れを県に報告
(静岡県)
運転中の浜岡原発3号機で放射能を含む廃液が漏れた事故で2日、中部電力の担当者が県を訪れ、説明を行った。
この事故は1日午後、浜岡原発3号機で、放射能を含む廃液約53リットルが漏れ、作業員29人が最大で0.2ミリシーベルト被ばくしたもの。
2日は中部電力静岡支店の杉山和正原子力グループ部長らが県危機管理局を訪れ、渡辺洋己理事らに説明を行った。
この中で今回の事故の原因については究明中であるとしながらも、廃液は粘りがある液体なため、何らかの理由で配管につまり逆流するような形で漏れた可能性があるとの見解を示した。
これに対し、渡辺理事は事故原因の早期究明を求めた。
[ 12/2 11:55 静岡第一テレビ]