2日午後4時過ぎ、現在運転中の浜岡原発3号機で放射能を含む水が漏れました。外部への放射能漏れはないというこということです。
1日午後4時15分頃、浜岡原発3号機で水漏れを示す警報が点灯しました。中部電力の社員が確認したところ、3号機補助建屋地下2階の放射性濃度の高い廃液を貯める濃縮廃液貯蔵タンク室でおよそ50リットルの水たまりを確認しました。
その後の調べで、濃縮廃液貯蔵タンク室と周辺の3か所で、合わせて53リットルあまりの放射線を含んだ水が漏れたことがわかりました。
漏れた水には国への報告基準を300倍以上、上回る放射能が含まれていましたが、外部への放射線漏れや発電所内での人体への影響はないということです。
中部電力によると、タンクにたまった廃液を抜いていたところ水が溢れたということで、今後詳しい原因を調査するということです。(02日01:39)