基地関連
12月 1日火曜日
1996年のSACO合意からあすで13年です。
宜野湾市の伊波市長がきょう会見を開き、普天間基地の県内移設に反対する考えをあらためて示しました。
*伊波市長*
「(鳩山政権が)普天間飛行場の早期の閉鎖、返還の実現に向けて取り組むことを切望するものであり、拙速に県内移設を前提にして議論すべきではない。」
きょうの会見で伊波市長はこのように述べ普天間基地の早期閉鎖を求めたうえで、県内移設を前提とした議論を批判しました。
さらに、伊波市長は、移設問題に関して、国内の議論は新たな基地を作ることに終始してきたと指摘。
その一方で、アメリカ側が公にする資料からはグアムの基地機能を高く評価していることがうかがわれるとして辺野古などに新たな基地を作る必要はないと主張しました。
普天間基地の移設問題をめぐっては、鳩山政権が、年内で結論を出すとの見方あることから伊波市長は近く上京して自らの考えを直接政府に訴える方針です。
◆ニュース映像
12月 1日火曜日
普天間基地の移設問題をめぐり、日米の事務レベルによる作業部会が今週末にも東京で開かれる予定で、日本側が求める騒音の軽減など沖縄の負担軽減策について議論する見通しです。
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12月 1日火曜日
アメリカのルース駐日大使は30日夜、宜野湾市の総領事公邸で、基地を抱える自治体のトップらと面談しました。
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11月30日月曜日
アメリカのルース駐日大使は、きょう、仲井真知事と会談し、普天間基地について現在の移設計画が唯一実行性のある案だと強調しました。
ジョン・ルース駐日大使は、就任後、初めて沖縄を訪れ、仲井真知事と普天間基地の移設問題などについて意見を交わしました。
この中で、仲井真知事が普天間基地の県外移設を求める声が県内で高まっていると述べたのに対し、ルース大使は、従来のアメリカ側の考えを強調しました。
また、仲井真知事が移設問題を検証している作業部会の結論がいつになるか質したところ、ルース大使は、「迅速に結論に到達する希望を持っている」と述べました。
◆ニュース映像
11月30日月曜日
仲井真知事は、30日午前、総理官邸で鳩山総理と会談し、鳩山総理と普天間基地について、県外移設実現の声が高まっているとして、一日も早く危険性を除去するよう求めました。
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11月29日日曜日
岡田外務大臣が来月5日、名護市や糸満市を訪れ地元住民らから普天間基地の移設問題について意見をきく方向で調整を進めていることが分かりました。
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11月29日日曜日
社民党幹部らが29日、普天間基地の移設予定地である名護市辺野古を視察しました。
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11月27日金曜日
普天間基地の移設問題をめぐって仲井真知事と鳩山総理が来週月曜日に初めての会談を予定していることがわかりました。
複数の関係者によりますと仲井真知事は来週月曜日に総理官邸で鳩山総理と会談し、普天間基地の移設問題について意見交換する予定です。
今回の会談は鳩山総理側の要請で行われるもので、仲井真知事が総理と直接会うのは初めてです。
普天間基地の移設先をめぐり仲井真知事は早期に政府方針を示すよう繰り返し求めています。
一方鳩山総理は「県民の思いを尊重しながら出来るだけ早い時期に結論を出したい」という考えを示しており会談の行方が注目されます。
◆ニュース映像
11月27日金曜日
自民党県連はきょうの議員総会で、普天間基地の移設問題について、政府が年内に移設方針を示せない場合は、県外移設を求めることを決定しました。
これまで、普天間基地の名護市移設を容認してきた自民党県連ですが、県外・国外移設を求める県民世論の高まりを受け、来年1月の名護市長選を前に、条件付きで県外移設を求めることになりました。
一方仲井真知事や島袋名護市長には普天間基地の固定化を懸念する声が依然として根強くあります。
そうした慎重な意見を踏まえ、政府に年内の方針決定を迫った格好です。
◆ニュース映像
11月27日金曜日
普天間基地の移設問題について与党連立3党で話し合う作業チームが設置されることになりました。
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11月27日金曜日
北澤防衛大臣は普天間基地の移設先について「あくまでも検証中であり白紙で臨んでいる」と述べ、名護市辺野古以外の移設先も検討中だという考えを示しました。
北澤防衛大臣はきょうの閣議後の会見でこのように述べ、普天間基地の移設先として日米が合意した名護市辺野古以外の選択肢も検討中だという考えを示しました。
その上で、移設先の決定については「内閣としての方向付けが必要だ」として、鳩山総理と関係閣僚との間で慎重に議論を進めていきたいと述べました。
普天間基地の移設問題をめぐり北澤防衛大臣はこれまで「現在の日米合意案は民主党の政権公約に違反しないと述べる」など、辺野古への移設を容認する考えを示してきましたが、鳩山総理や岡田外務大臣との発言の違いに、批判が集まっていることや、連立を組む社民党が県外移設を求めていることもありここにきて発言を修正した形です。
11月26日木曜日
宜野湾市の伊波市長は鳩山総理と面談し、沖縄に駐留する海兵隊のグアム移転を実現した上で、普天間基地の辺野古への移設を見直すよう訴えました。
伊波市長はきょう午後、鳩山総理と面談し、普天間基地の危険性などを記した資料を手渡しました。
そして、アメリカ側の資料などから地上部隊やヘリなど沖縄の基地から海兵隊の大部分の機能がグアムに移転すると説明。
その上で、海兵隊にとって辺野古に新たな基地を持つ必要性は無くなっているとして、辺野古への基地建設を見直して欲しいと訴えました。
これに対し鳩山総理は受け取った資料を「しっかり読ませて頂きます」と述べるに留まりました。