「決まったものの復活はほぼ考えられない」―仕分け結果で藤井財務相
藤井裕久財務相は12月1日の閣議後の記者会見で、11月30日の行政刷新会議で大筋で了承された事業仕分けの評価結果について、「財務省としては、(廃止や見直しなどと)決まったものを復活することはほぼ考えられない」との考えを示した。その上で、「各大臣と一緒に(行政)刷新会議の結論を世の中の人に見える形で、予算編成で決定していく」と述べた。
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藤井財務相はまた、閣僚懇談会で仙谷由人行政刷新担当相が、予算編成の方向性として、▽各大臣のもとで事業仕分けの評価結果を踏まえて、大胆な廃止や見直しを行う▽政治的判断を要する議論については、内閣の責任で必要な結論を得る▽制度の見直しを伴う議論については、中長期的な観点からその改革に向けて順次検討を進める▽行政刷新会議で見直しや廃止になった事項が予算に盛り込まれる場合は、国民の納得が得られるよう十分な説明責任を果たす―の4点を示したと説明した。
更新:2009/12/01 15:58 キャリアブレイン
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