沖縄県読谷村(よみたんそん)で男性がひき逃げされ死亡した事件で、沖縄県警は11日午後、事件車両を自動車修理工場に持ち込んだ在沖縄米陸軍トリイ通信施設所属の20代の陸軍兵に対し、任意で事情を聴いた。県警は乗用車のフロントガラスが割れた経緯などについてただしたとみられる。今後も米軍と日程を調整し、事情聴取を続ける方針。
陸軍兵は米軍の監視下にあり、米軍捜査当局の調べに、事件当時、車を運転していたことは認めている。
事件は7日夕、村内の道路そばの雑木林に男性(66)が倒れているのを通行人が見つけて発覚。周辺にはガラス片が散乱していた。この数時間前、陸軍兵が修理工場にフロントガラスが割れた乗用車を持ち込んでいた。県警が車を押収し、鑑定した結果、付着した血痕と死亡男性のDNA型が一致した。【三森輝久】
毎日新聞 2009年11月11日 20時47分
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