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高速道の建設促進訴える 民主党に本県副知事ら

2009年11月26日 08:01
高橋節副知事(左端)らが民主党の副幹事長に緊急要望を行った=国会内
高橋節副知事(左端)らが民主党の副幹事長に緊急要望を行った=国会内
 高速道路の整備促進に向け、全国高速道路建設協議会(会長・横内正明山梨県知事)の役員を務める各県知事らが25日、民主党に緊急要望を行った。本県の高橋節副知事も監事代理として参加し、日本海沿岸東北自動車道や東北中央自動車道の建設促進を訴えた。

 横内会長が「『コンクリートから人へ』というのは必要な方向だが、地域の夢が断ち切られてしまってはいけない。必要な高速道路は着実な整備を」と要望。秋田、青森、福島など7県の知事が重要路線を説明したのに続き、高橋副知事は高速道整備率が50%と全国下位にとどまる本県の状況を示し、先に事業化された日沿道酒田みなと−遊佐間について「スピードを上げて整備を」と述べ、内陸部の東北中央道の早期ネットワーク化も訴えた。

 民主党からは生方幸夫、阿久津幸彦、吉田治の3人の副幹事長が応じた。生方副幹事長は「知事の皆さんの意見は重く受け止めないといけない。優先順位を付け、人の命を守る道路は造っていかなければならない」と答えた。

 これに先立ち、都内で同日、本県や秋田、新潟各県の日沿道沿線市町村による建設促進大会も開かれた。▽地方の実態に即した事業評価手法の確立▽温海−鶴岡間、酒田みなと−遊佐間の建設促進▽基本計画区間の早期格上げ−などを盛り込んだ大会決議を採択した。

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