5.EMボカシを自分たちで作ってみよう!
EMボカシ作りにくわしい人が近くにいたら来ていただいて教えていただきましょうもしわからなければ、EM普及協会に連絡してみよう。EMボカシ作りにくわしい人を紹介してくれます。
一般的な生ゴミ用のEMボカシの作り方を紹介します。
用意するもの ・ それぞれの分量は1グループ4人ほどで作るときの1グループの分量(目安) |
1 | 米ヌカ | 3kg |
2 | もみがら | 1k |
3 | EM1 | 10ml(「EMお問い合わせ先一らん」を見て、電話で注文する) |
4 | とうみつ | 10ml(「EMお問い合わせ先一らん」を見て、電話で注文する) |
5 | お湯 | とうみつをとかすためのお湯(やく50度) |
6 | 大きなうつわまたは 大きめのビニールシート |
米ヌカともみがらを入れてまぜ合わせるために使う大きめのうつわ。給食のパン入れやたらいなどがよい。なければ、大きめのビニールシートの上でまぜ合わせてもよい。 |
7 | 大きめのビニールぶくろ | できたEMボカシを入れるためのビニールぶくろ2枚(二重にして使う) |
作り方 ・ それぞれの分量は1グループ4人ほどで作るときの1グループの分量(目安) |
平成11年度羽川西小4年生の取り組み
みんなで愛情こめてまぜあわせること、
ビニールブクロは二重にして中の空気をす
べておしだしてからしばることがポイント
まず、EM・とうみつの100倍の混合うすめ液を作る(これは前もって作っておくとよい)
1 | とうみつの50倍うすめ液をつくる | ビーカーに少量のお湯(やく50度)を入れておき、それにとうみつを10mlいれてガラスボウなどでかきまぜてよくとかす。そのあと水をくわえて、50倍にうすめる。とうみつが10mlだからお湯と水を合わせた量を500mlにする。 |
2 | その液にEM10mlいれる | その液にEM10mlをいれてよくまぜる。これでEM・とうみつの50倍の混合うすめ液のできあがり。 |
EMボカシ作り EMは生き物です。愛情こめてつくりましょう。
1 | 米ヌカ(3kg)ともみがら(1kg)をよくまぜ合わせる | 米ヌカ(3kg)ともみがら(1kg)を大きめのうつわに入れて、よくまぜ合わせる。うつわがないときには、おおきめのシートの上でやるとよい。 |
2 | EM・とうみつの50倍の混合うすめ液を少しずつ入れながら(全体にいきわたるように)、もう一度よくまぜ合わせる | EM・とうみつの50倍の混合うすめ液を入れる量がポイント。おおいと失敗することがあり、少ないとはっこうが十分進まない。目安はまぜ合わせたものをにぎって、だんごのようにならないで、さわるとこわれるぐらいのじょうたい。(下の写真をさんこうに)にぎったときにだんごのように固まってしまったら、いれすぎ。のこった液は、トイレや流しのはい水口にそのままながしてもいいし(いやなにおいやヌメリをとる)、2000倍にうすめて植物にあげてもよい。 |
3 | でき上がったものをビニルぶくろにいれ、口をしっかりとしめる。 | かんぜんに空気にふれないようにするため、ビニルぶくろを二重にする。また、口をしめる前に、中の空気をよくおし出すこと。中に空気が入っていると、失敗することがある。 |
4 | 直射日光の当たらないところで、発酵させて、でき上がり。 | 発酵(はっこう)は気温15〜30度の場所でおこなう。冬で気温のひくい時期は毛布などをかけておくとよい。発酵期間は夏7〜14日間、冬2〜3週間が目安。あまずっぱい漬けもののにおいであれば成功。くさったようなにおいであれば失敗。 |
5 | でき上がったEMボカシを保存する | でき上がったEMボカシを保存する方法は2通りある。 (1)ビニルシートの上にうすく広げて、日かげで一日ほしたあとふくろやようきにつめる (2)かんそうは行わず、そのまま保存する。空気にふれないじょうたいであればやく6ヵ月保存できる。使うときは、チャックつきの小さいふくろに分けると便利。 |
まぜ合わせたものをギュッと手でにぎり 手を開いたときにだんごのようにならないで、さわるとこわれるぐらいがよい
EMボカシの利用方法 |
生ゴミにふりかけてEM生ゴミたいひ作りに使う | |
そのまま畑やプランターにうめてひりょうにする。右の写真は平成11年度羽川西小4年生の活動の様子 |
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