EMの水に入れるとくぎがさびない!

実験の目的

  EMには、くぎなどの金ぞくをさびさせない力がある。(ポイントアドバイスをさんこうにしよう)その力を、くぎを使った実験で調べてみよう。 
 EMは生き物(微生物)です。さびどめの薬とはちがいます。生き物として大切にあつかいましょう。

用意するもの
ビン 小物屋、デパートなどで売っている、とうめいでふたがきちんとしまる小ビンを使う。形も大きさも同じものを2こ用意する。ミネラルウォーター(330mlや500ml)のペットボトルでもよい。
くぎ 金物屋やホームセンターなどで売っている大きめのくぎをそれぞれ2〜3本用意する。さびどめしていない安いくぎ。すでにさびているものは使わない。
EM−1 「EMお問い合わせ先一らん」を見て、電話で注文する。
ビーカー、スポイトなど ビーカーは水のりょうを量るのに使う。スポイトはEM−1のりょうを量るのに使う。ml単位でめもりのついたもの。スポイトのかわりにml単位でめのりのついたちゅうしゃきなどでもよい。









                   




平成11年度羽川西小4年生の実験の写真  平成10年度羽川西小6年生の実験(右がEM)
                   

実験方法
            EMうすめ液をつくる 湯ざましの水でEM1の100倍のうすめ液をつくる。
EM1が1mlなら水を100ml入れる
EM1が5mlなら水を500ml入れる
EM1が10mlなら水1000ml入れる
EMうすめ液のビンに湯ざましの水のビンをつくり、ラベルをはる 湯ざましの水とEMうすめ液をそれぞれのビンに入れる。ビンには一目で分かるようにラベルをはっておく。写真をとっておくとよい。
くぎを入れ、すずしくて日のあたらないところにおく 2つのビンに2,3本くぎを入れ、すずしくて日のあたらないところにおく。同じじょうけんになるようにする。写真をとっておくとよい。
観察記録をつける 時間を決めて観察し、記録をつける。写真をとっておくとよい。ただし、ぜったいにふたをあけたり、ふったりしないこと。
結果をまとめる 2,3日たって、結果がはっきりと出たら、実験をやめる。ちがいがはっきりと分かるように、そっとくぎを取り出して写真をとる。
ワンポイントアドバイス

 くぎなどの鉄は、なぜさびるのでしょうか。それは、酸化(さんか)するからです。鉄は酸化するとさびて、ボロボロになってしまいます。同じように、食べ物も酸化するとくさってしまい、食べられなくなります。人のからだも強く酸化すると病気になってしまいます酸化するとすべてのものがだめになるのです。この酸化をふせぐ力をEMはもっているのです。酸化をふせぐ力のことを「抗酸化力」(こうさんかりょく)といいます。すべてのものがだめになるのをふせぎ、いきいきとさせるのが抗酸化力なのです。EMは抗酸化力をもっているのです。このEMのもつ抗酸化力を利用して、鉄にEMをまぜてさびにくい強い鉄を作ったりコンクリートにまぜたりしています。EMで育てた野菜はくさりにくいと言われています。EM(EM−X)を病気の人にあたえ、むずかしい病気をなおしている病院もありますEMはすべてのものをいきいきとさせるスーパーパワーをもっているのです。

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