主賓のスピーチでのこと、新郎を一言で例えるならば『慇懃無礼』と発言。空気が凍り付くかと思いきや一同が大爆笑、慇懃無礼は誰もが認める周知の事実でありましたか（汗）まぁその時はふぅ～んと聞き流したのでありますが、後から発覚したのであります。慇懃無礼の理由が！そもそも性格とは生活環境から育まれる要員が高いのですが、その原因を見つけてしまいました。それはなんと…



新郎の母君様でした（笑）まぁとにかくマイペース、披露宴の進行を妨げようともお構いなし、写真を撮りたくなったらどんな場面であろうと、新郎新婦を足止めしてゆっくり撮影会を始めてしまいます。そこに新郎の兄弟まで加わるのでもう大変です。キャンドルサービスで最後に新郎の両親宅に辿り着いてから、みんなで新郎新郎を撮影するならともかく、兄弟とっかえひっかえで撮影大会です。気がつけば10分以上も足止めをくらっています。が、まあこんなものでしょうと思ったら…


中略


最後は新婦の手紙朗読です。新婦は涙で溢れ、会場も感涙の坩堝となっています。もらい泣きして啜り泣く声もあちこちから聞こえてきますが、新郎の兄弟卓からは笑い声が！何やら楽しそうに写真の撮り合いをしています。謝辞になり自分達の父親が御礼の言葉を話しているにもかかわらず、次男は奥様と談笑、三男妻と妹夫妻は会場の傍らで相変わらずピースサインで撮影会、誰一人として自分の親のスピーチを聞いていません。締めは新郎の謝辞ですが、ここでも兄弟は耳を傾けることはありませんでした。
お開きとなり『新郎新婦に盛大な拍手で』送る場面でも知らんぷり。
こんな家庭で育ったら慇懃無礼になるのは仕方ないでしょうね。
でも最後の謝辞で兄弟に知らんぷりされた新郎さんは少し寂しそうでした。