福島瑞穂消費者担当相は24日の閣議後の記者会見で、マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸について、商品への含有量表示を義務づけるよう検討を消費者庁に指示した、と明らかにした。
同脂肪酸は摂取量が多いと、悪玉コレステロールを増加させ、心臓疾患のリスクを高めるとされ、米国などでは含有量を表示している。食品安全委員会は「一般的な日本人の食生活では摂取しても直ちに問題がない」としているが、福島氏は「食品理解を深めるためにも表示する方向で検討してほしい」と述べた。
毎日新聞 2009年11月24日 11時45分(最終更新 11月24日 12時11分)
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