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【名言か迷言か】「仕分け」で分かる民主党の本質 (1/4ページ)
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今週の名言は、自民党の伊吹文明元幹事長が語ったこの言葉。
「公の場で、悪代官をみんなで懲らしめる絵を作ろうとした知恵者は、大したものだ」
19日に伊吹派総会で、普段は辛口の伊吹氏が褒めているのが、最近話題の「仕分け」だ。
政府の行政刷新会議が実施している予算の無駄を仕分ける作業は「主語は誰ですか、主語は」「天下りは何人いますか」と迫る蓮舫議員の厳しい表情でも注目されている。
伊吹氏はもちろん、この後に、こんな苦言を付け加えている。
「しかし、民主党だけの価値観で無駄か無駄でないかと言うのは乱暴だ」
「仕分け」には、さまざまな評価があるが、伊吹氏の冒頭の言葉には、仕分けの「3つのポイント」が含まれているから見逃せない。
第1は「公の場で絵を作る」という部分だ。
仕分けは、ニュースやWEB上のライブ中継が人気だが、この「公の場で絵を作る」すごさがいかんなく発揮されている。
反対語を考えてみれば分かる。「公の場で」⇔「秘密の場で」、「絵を作る」⇔「見せない」。対義語は「秘密にして見せない予算編成」だ。
予算編成という、これまで秘密(?)にしてみせなかった部分を、表に出して見せたことが最大のポイントだ。
「今までは、秘密で予算を作っていたから、無駄ばかりがあった。白日の下で予算を決めれば、無駄は少なくなる」というイメージを振りまいたことは、仕分けの最大の勝利だろう。
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