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温暖化に歯止め掛からず=温室ガス濃度、過去最高更新−08年

11月24日8時9分配信 時事通信

 【ジュネーブ時事】世界気象機関(WMO)は23日、地球温暖化の原因となる温室効果ガスに関する年次報告書を公表した。それによると、主要な温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)などの大気中の濃度は2008年も過去最高を更新し、温暖化に歯止めが掛からない実態が改めて確認された。
 地球温暖化の元凶である温室効果ガスの排出が増加し続ける現状が科学的データで裏づけられたことで、12月にコペンハーゲンで開かれる国連気候変動枠組み条約の締約国会議(COP15)の場では、実効性ある対策を求める声が高まりそうだ。
 報告書によると、08年のCO2の平均濃度は化石燃料の使用や森林の伐採などを背景に、07年比2.0ppm(ppmは100万分の1)上昇の385.2ppmとなった。また、メタン濃度は同7ppb(ppbは10億分の1)上昇の1797ppb、一酸化二窒素(N2O)濃度は同0.9ppb上昇の321.8ppbだった。 

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最終更新:11月24日8時11分

時事通信

 

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