[総合的な学習][高学年][環境教育][実践記録] e-mailyosioka9@lime.ocn.ne.jp <作成者:吉岡 勝>                                                                                   もどる
100%成功のEMたい肥づくり   2001年8月20日更新 TOSSランドへ
 
 EMたい肥づくりを失敗すると、とんでもない悪臭におそわれる。もう二度としないぞと思うほどだ。
 しかし、今年は一度も失敗していない。100%成功である。
 それまでは、3回に1回の割合で失敗していた。
 工夫したことは一つ、

雑菌(腐敗菌)の混入を防ぐ。
 
ことである。
 そのために、
 @容器を確実に密閉する。
 A残飯の追加をしない。
 以上2点を実行した。
 @について、私が生協から購入した容器は、蓋がゆるく、液抜きがホースで雑菌が混入しやすかった。
 そこで、セロテープで雑菌が入らないように蓋やホースを固定した。時間にして1分弱である。
 Aについて、給食で1日にバケツ(10L)半分程度の残飯が出る。(児童+職員数:約470名)
 それを、給食後すぐにEMパックと混ぜる。
 次の日に残り半分の残飯を入れると、そのときに雑菌が混入するので追加はやめた。
 一日にバケツ一つにした。その結果、100%成功につながった。
<EMたい肥をつかった野菜と米作り>
 現在2年生担任で生活科の「やさいを育てよう」の中で、夏野菜(ナス・ピーマン・オクラ等)と稲を育てている。
 2年生は2クラスあり、私は1組である。
 2組はEMに取り組んでいないので、結果として栽培が比較実験のようになった。
 もちろん、意図的ではない。
 2組の担任からEMのことを尋ねられれば丁寧にお答えするつもりだが、何のお尋ねもない。
 こちらから教えようとも思ったが、お節介だと疎まれると嫌なので、何もしていない。
 
 1組農園(学級花壇)           2組農園               1組水田              2組水田
    
※同時期に苗植え、田植えを行った。
※2001年8月20日撮影