あなたの食事は大丈夫?!
「身土不二」の原理を生かした食生活へ
発問・指示
webページへ
○世界で一番長寿の国はどこでしょうか。
 「平均授業の国際比較グラフ」を提示。日本が一番。

○65歳以上の人で病気の人は何%いるのでしょうか。
 「有病率の年次推移グラフ」を提示。
 「死亡率の推移グラフ」を提示。

○平均寿命は長いけど、病気の人が多いのはどうしてでしょう。

食生活の変化に問題があると言われます。
「身土不二」という考えがあります。環境と体は切っても切れない関係だということです。
具体的には、「地元のものを食べよう」「旬のものを食べよう」ということです。
HPで言葉の意味を確認する。
「インターネットにも、このように説明がのっています。興味のある人は後で見てください。」
(インターネットを活用して学習するために、プリントアウトして配布することも効果的)

世界にはこのようなお話もあります。

【トンガの話】
トンガにハリケーンが襲いました。トンガの人は食べる物に困りました。
そこに海外から救援物資が届きました。それは、パン、肉などの欧米食でした。
今まで食べていたものと、ガラッとかわりました。
洪水の被害がおさまっても、その食事を続けました。
数年後、トンガには病人があふれかえります。

【タヒチ話】 (タヒチの写真を提示しながら・・・インターネットで調べ学習を示唆できる。)
キャプテンクックの記録によると、170年前、タヒチには驚くほど体格のが良く健康な人々が2000万人住んでいた。西欧食の導入により1万人に大激減しました。食生活が大きく変わったためにこれほどの影響を受けたのですね。

【イヌイットの話】
アラスカの極寒の地に住むイヌイットの人々の食事は、動物の肉しか食べていない。
しかし、動物の肉から体に必要な栄養源をとることができている。

【姫子の話】

○ みんなの食事はどうだったかな。ここから振りかえってみましょう。
 地元のものをどのくらい食べていますか。
     10%ぐらいだと思う人?・・・・・・30%、50%、80%、100%
 旬のものをどのくらい食べていますか。
     10%ぐらいだと思う人?・・・・・・30%、50%、80%、100%
 (学習前と後の変容を明らかにする。)

○みなさんはどのくらい地元の食べ物を知っていますか。
 いくつ思いつくかな。書き出してみましょう。

○次の食べ物はどうでしょうか。
 良いと思う人は頭の上に○つくりなさい。違うと思う人は頭の上に×をつくりなさい。
さん、ハイ!
 1.オレンジ・・・・・・・×
 2.バナナ・・・・・・・・×
 3.ブドウ・・・・・・・・・×
 4.リンゴ・・・・・・・・・○
 5.まとめ
 
熱帯地方の果物は、自分の体を冷やす働きがあるんだね。
食べ過ぎると、冷え性になるんだよ。
リンゴは日本の東北地方などの寒いところでできる果物だから、その心配はないよ。

○ 地元の食べ物には他にこのようなものもあります。
 「地元の食べ物」を提示。

  もう1つ意味があったね。次は旬の食べ物です。
  みなさんは旬(秋)の食べ物をどのくらい知っていますか。
○ これは旬(秋)の食べ物でしょうか。○かバツかで答えてください。
 1.トマト・・・・・・・・・・・×(夏)
 2.キュウリ・・・・・・・・・×(夏)
 3.ブロッコリー・・・・・・×(春から夏)
 4.ごぼう・・・・・・・・・・× (冬)
 5.サツマイモ・・・・・・○
 6.だいこん・・・・・・・×(冬)

○ 身土不二を無視したメニューにはこんなものがあります。
 9「身土不二を無視したメニュー」を提示。

○ 身土不二に適したメニューにはこんなものがあります。
 「身土不二に適したメニュー」提示。
 (点検をする。)○○も入っているね。◇◇も入っているね。

 ○ みんなの食事はどうだったかな。この勉強からふりかえってみよう。
 10%ぐらいだと思う人?・・・・・・30%、50%、80%、100%
 (学習前と後の変容を明らかにする。)

○ 私たちの身近な料理の中にも、地元のものや旬のものをとり入れた郷土料理というものがあるね。どんなものがありますか。

 こういうところでもみることができるよ。ちょっとお見せしようかな。
 興味のある人は後でインターネットで見てみてね。
 「新潟の郷土料理」HPを提示する。
 HPで紹介する。


ライン

ライン
 [トップ]