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アメリカでも注目を集める「マクロビオティック」は,明治時代の軍医・石塚左玄がすでに提唱していたものと一致している。摂取する食べ物のバランスが人間の歯の数と関係していることを教え,バランスよく食事を摂っていこういう気持ちになります。
女教師セミナーでの模擬授業を修正したものです。※フラッシュでのサイトを使います。ご希望の方はメールでお知らせください。
1 サイトを提示
説明 「トムクルーズ,ジョンレノン,生まれた時代の違うこの二人に共通する健康法があります。マクロビオティック。」
2 サイトを提示
説明 「マクロビオティックには4つの考え方があります。」
(言葉を抜いたものを聞きながら)
・食材を丸ごと使い切ること。
・季節のもの、その土地の物を食べること。
・農薬や添加物を控えること。
・植物摂取の調和を図ること。
発問 この基となる考えはどこの国から生まれたものでしょう。ノートに書きなさい。
3 サイトを提示
説明 日本です。明治時代。海軍軍医であった石塚左玄。この人の考え方がマクロビオティックの基となったと言われています。左玄は食べ物のバランスを米5、野菜2、肉1の割合が良いと言いました。
発問 実はもう一つ、私たちの体から理想的な食べ物のバランスが分かるところがあります。脳・腸・歯の3つのうちどれでしょう。一つえらびなさい。(挙手させる。)
4 サイトを提示
説明 歯です。肉を切り裂く犬歯。草をかみ切る門歯。穀物をすりつぶす臼歯。これを比率にするとこうなります。
5 サイトを提示
説明 左玄の言った比率とおなじになるのです。日本だけでなく、世界の各地に残る伝統的な料理にはそれぞれの国の食材による体に合ったバランスがあるのですね。